季節の変わり目で、そのうつろいゆく様が最も早いのが今の季節かもしれません。
それは多分、その町々によって異なるのでしょう。
ある町では咲く花が日に日に増える様子であり、ある町では 減りゆく蝉の声かも知れません。
十日町ではそれが今、春の彼岸の頃の様に思えます。
昨日、石垣の縁がちらっと顔を覗かせたと思ったのに、一日経ったら雪が解けて、昨秋の枯れ葉が積もった地面が大きく顔を出します。
一昨日、一つだけ出ていたフキノトウの周りにいくつもの黄色みを含んだ芽がでています。
まだ積雪のある田畑ですが、少し高くなっている畝や畦のとこだけが雪が解けて、黒く四角い畦の内側に白く(と言っても、かなり煤けて薄黒い)雪が残る様子はとても愛おしいと思うのです。
山に積もる雪は鋭角を失って「たらり」とし、杉の木はたっぷり花粉を付けて(T-T)真っ赤になっています。
十日町の春はよいです。よいです。
これから山菜の季節までは実によいです。
それは多分、その町々によって異なるのでしょう。
ある町では咲く花が日に日に増える様子であり、ある町では 減りゆく蝉の声かも知れません。
十日町ではそれが今、春の彼岸の頃の様に思えます。
昨日、石垣の縁がちらっと顔を覗かせたと思ったのに、一日経ったら雪が解けて、昨秋の枯れ葉が積もった地面が大きく顔を出します。
一昨日、一つだけ出ていたフキノトウの周りにいくつもの黄色みを含んだ芽がでています。
まだ積雪のある田畑ですが、少し高くなっている畝や畦のとこだけが雪が解けて、黒く四角い畦の内側に白く(と言っても、かなり煤けて薄黒い)雪が残る様子はとても愛おしいと思うのです。
山に積もる雪は鋭角を失って「たらり」とし、杉の木はたっぷり花粉を付けて(T-T)真っ赤になっています。
十日町の春はよいです。よいです。
これから山菜の季節までは実によいです。
今年も花粉症が炸裂です。
とにかく眼は痒いし、一日終わるとすごい疲労感です。
会社でもぼやきながら仕事をするので、かなり鬱陶しいのではないかと思います。
夕方、電話をしてお話をしたお客様も花粉症との事。僕は高校の頃からなので、大体23年くらいのキャリアですが、
そのお客様はかれこれ30年との事。ものすごい事です。
薬や治療も色々試されたのだそうです。なかなか決定的によいものがないとのことでしたが、某という薬がよく効くのだとか。。今度、試してみよう。藁をもすがる思いです。
しかし、そんな花粉症の一番の治療は何かと言いますと、「花粉のないところに行く」です。
例年は土曜日くらいになんとかさで出かけていくのですが、今年はお彼岸もちょうどよくあるので、少し早めに出る事にしています。ちょっと「謎の現地休暇」を取る事にします。
どうしても行ってみたいところがあるので、ちょっと勉強しに行ってみるです。
とにかく眼は痒いし、一日終わるとすごい疲労感です。
会社でもぼやきながら仕事をするので、かなり鬱陶しいのではないかと思います。
夕方、電話をしてお話をしたお客様も花粉症との事。僕は高校の頃からなので、大体23年くらいのキャリアですが、
そのお客様はかれこれ30年との事。ものすごい事です。
薬や治療も色々試されたのだそうです。なかなか決定的によいものがないとのことでしたが、某という薬がよく効くのだとか。。今度、試してみよう。藁をもすがる思いです。
しかし、そんな花粉症の一番の治療は何かと言いますと、「花粉のないところに行く」です。
例年は土曜日くらいになんとかさで出かけていくのですが、今年はお彼岸もちょうどよくあるので、少し早めに出る事にしています。ちょっと「謎の現地休暇」を取る事にします。
どうしても行ってみたいところがあるので、ちょっと勉強しに行ってみるです。
いろいろ教えていただいている先生からお誘いをいただきました。
上野の東京国立博物館東洋館で「端物切本帳」の展示が行われています。
大ががりな展示会が多い博物館ですが、収蔵品を展示する一般展示も充実です。
昔のきものなどは本館で、更紗や名物裂などの渡り物は東洋館での展示が多いようです。
「端物切本帳」は何台かのガラスの展示台の中に裂帳が並びます。
綴本に鮮やかな色の裂が張り付けられています。
鮮やかな色を眺めるとどうやって退色を防ぐんだろとか不思議がたくさんあります。
更紗と一口に言っても、生産地によって色や雰囲気がずいぶん違い、魅力的ではあるけど、
僕が興味を持つものとはちょっと違う気もします。なんだろう。。ちょっときれいすぎみたいな感じ。
なんといっても目をひいたのは古渡の唐桟裂を集めて作った羽織りです。図録などではよく見るのですが、
本物を見るのは初めてです。美しい縞の布を色のバランスよく縫い合わせてあります。
かなり細い糸を使ったつややかな生地と美しい縞はなるほど唐桟そのものです。
国立博物館東洋館で5月6日までの展示となっています。おでかけになってみてはいかがでしょう。
上野の東京国立博物館東洋館で「端物切本帳」の展示が行われています。
大ががりな展示会が多い博物館ですが、収蔵品を展示する一般展示も充実です。
昔のきものなどは本館で、更紗や名物裂などの渡り物は東洋館での展示が多いようです。
「端物切本帳」は何台かのガラスの展示台の中に裂帳が並びます。
綴本に鮮やかな色の裂が張り付けられています。
鮮やかな色を眺めるとどうやって退色を防ぐんだろとか不思議がたくさんあります。
更紗と一口に言っても、生産地によって色や雰囲気がずいぶん違い、魅力的ではあるけど、
僕が興味を持つものとはちょっと違う気もします。なんだろう。。ちょっときれいすぎみたいな感じ。
なんといっても目をひいたのは古渡の唐桟裂を集めて作った羽織りです。図録などではよく見るのですが、
本物を見るのは初めてです。美しい縞の布を色のバランスよく縫い合わせてあります。
かなり細い糸を使ったつややかな生地と美しい縞はなるほど唐桟そのものです。
国立博物館東洋館で5月6日までの展示となっています。おでかけになってみてはいかがでしょう。
十日町も雪解けが進んですっかり春らしい気候の日が続きます。
十日町の冬の景色は無彩色で、あまり色気がありません。人口的な物を除くと、雪の白と木の幹の茶、常緑樹の重たい緑色くらいです。それがためか雪を抱えた南天の実の朱に気をひかれます。
今朝、裏の駐車場の掃除をしていたらと~~よ~~くんがフキノトウを見つけました。大欅の根元に山となった落ち葉の中からぴょこりと淡い緑色の芽がでています。摘むのが惜しくてそのままにしておきました。
雪が解けるとそれなりに雪の下に眠っていた草も顔をだしますが、何となく色がぱっとしません。つくしが出て来ても色気がないのでどうもいけません。でも、フキノトウの鮮やかさは格別です。急に駐車場が春に包まれた様な気がします。
十日町の冬の景色は無彩色で、あまり色気がありません。人口的な物を除くと、雪の白と木の幹の茶、常緑樹の重たい緑色くらいです。それがためか雪を抱えた南天の実の朱に気をひかれます。
今朝、裏の駐車場の掃除をしていたらと~~よ~~くんがフキノトウを見つけました。大欅の根元に山となった落ち葉の中からぴょこりと淡い緑色の芽がでています。摘むのが惜しくてそのままにしておきました。
雪が解けるとそれなりに雪の下に眠っていた草も顔をだしますが、何となく色がぱっとしません。つくしが出て来ても色気がないのでどうもいけません。でも、フキノトウの鮮やかさは格別です。急に駐車場が春に包まれた様な気がします。
「三寒四温」いい言葉ですね。語呂もいいし、何たって暖かくなっていく希望みたいなものを感じます。
僕はすっかり花粉症に苦しみましたが、暖かな一日でした。
春の準備もあって郊外のホームセンターに行きました。そこの駐車場にはすっかり忘れていた物が山となってあります。
3m以上はある雪の山です。
冬の間の駐車場の雪を寄せて置いた結果にできたものですが、この季節に見ると圧巻です。
かなり煤けて黒っぽいですが、軽く雪が降って化粧をすると案外見応えがあるかもしれません。
暖かくはなりましたが、冬はさっきまですぐ近くにいた事を実感します。
きはだや裏の駐車場の消雪用ホースもそろそろ片付けたくなる季節です。
先週、ご機嫌になって片付けようとしたら、奈々子姐さんに「暑さ寒さも某ですよ。去年も片付けた後で積もって大変だったじゃないですか。」と禁められてしまいました。
春よ来いです。
僕はすっかり花粉症に苦しみましたが、暖かな一日でした。
春の準備もあって郊外のホームセンターに行きました。そこの駐車場にはすっかり忘れていた物が山となってあります。
3m以上はある雪の山です。
冬の間の駐車場の雪を寄せて置いた結果にできたものですが、この季節に見ると圧巻です。
かなり煤けて黒っぽいですが、軽く雪が降って化粧をすると案外見応えがあるかもしれません。
暖かくはなりましたが、冬はさっきまですぐ近くにいた事を実感します。
きはだや裏の駐車場の消雪用ホースもそろそろ片付けたくなる季節です。
先週、ご機嫌になって片付けようとしたら、奈々子姐さんに「暑さ寒さも某ですよ。去年も片付けた後で積もって大変だったじゃないですか。」と禁められてしまいました。
春よ来いです。
昨日は久しぶりのきはだやヨシダヤでした。
小泉先生もいれて総勢7人!奥の部屋を借りてご機嫌でした。
今回は熊倉さんの発起です。先の沖縄出張の際に泡盛と豆腐?を買って来てくれて皆で飲もうと言う事になっていました。
初めの企画は一月末ころでしたが、体調不良者続出で昨日に延期になっていました。
きはだやはなかなか全員が揃う日と言うのは少ないものです。
この泡盛と豆腐?の組み合わせは美味でした。
僕は沖縄料理というのをあまり食べた事がないのですが、自称「沖縄料理好き」のと~~よ~~くんも絶賛でした。
いろいろ焼くネタもオーダーしたのですが、僕は殆どビールも飲まず、豆腐?をつつきながらご機嫌で泡盛をいただきました。
松の井に煮ぃ菜の組み合せに匹敵する美味さでした。
出張の行った先で食べる食べ物話に花が咲きました。
小泉先生もいれて総勢7人!奥の部屋を借りてご機嫌でした。
今回は熊倉さんの発起です。先の沖縄出張の際に泡盛と豆腐?を買って来てくれて皆で飲もうと言う事になっていました。
初めの企画は一月末ころでしたが、体調不良者続出で昨日に延期になっていました。
きはだやはなかなか全員が揃う日と言うのは少ないものです。
この泡盛と豆腐?の組み合わせは美味でした。
僕は沖縄料理というのをあまり食べた事がないのですが、自称「沖縄料理好き」のと~~よ~~くんも絶賛でした。
いろいろ焼くネタもオーダーしたのですが、僕は殆どビールも飲まず、豆腐?をつつきながらご機嫌で泡盛をいただきました。
松の井に煮ぃ菜の組み合せに匹敵する美味さでした。
出張の行った先で食べる食べ物話に花が咲きました。
僕は重度の花粉症です。
この季節は全然、仕事にならない感じ。
しかし、普段なら二月の東京出張で発症して五月まで役に立ちません。
お酒もてんで美味しくありません。
しかし、今年は今の所なんともないんですよ。
花粉症も突然治ると言う噂を聞いて期待していました。
が…
今日、東京に来たらなんだか鼻がぐずぐずするですね。
やはり、来るべきものがきてしまいました。
やれやれです。
この季節は全然、仕事にならない感じ。
しかし、普段なら二月の東京出張で発症して五月まで役に立ちません。
お酒もてんで美味しくありません。
しかし、今年は今の所なんともないんですよ。
花粉症も突然治ると言う噂を聞いて期待していました。
が…
今日、東京に来たらなんだか鼻がぐずぐずするですね。
やはり、来るべきものがきてしまいました。
やれやれです。
今月は恒例の札幌週間です。あまり、はしゃぐのもどうかと思いますが、札幌に行くのは大好きです。
札幌に行く時になると村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」を読みたくなります。何故かと言えば、札幌が舞台に鳴っているからです。展開に躍動感があって、僕はあの本が一番好きですね。
でも毎年、そんな事は出かける迄すっかり忘れていて、新幹線の中で思い出して東京駅の中の書店で文庫を求めたりします。
羽田行きのモノレールの中や飛行機の中で読みながら行くのですが、千歳から電車に乗ると外を眺めるのに一生懸命になり、札幌に行けば、ラーメンとビールで頭がいっぱいになり、ここ数年下巻はおろか上巻さえマトモに読んだためしがありません。
そんな訳で「ダンス・ダンス・ダンス」の上巻だけが増えていきます。
そんな話を奈々子姐さんにすると、「ふふふ」と笑われます。w
そうそう、上巻ばかりあっても仕方ないので、今年は早めに捜して持って行くことにしましょう。
札幌に行く時になると村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」を読みたくなります。何故かと言えば、札幌が舞台に鳴っているからです。展開に躍動感があって、僕はあの本が一番好きですね。
でも毎年、そんな事は出かける迄すっかり忘れていて、新幹線の中で思い出して東京駅の中の書店で文庫を求めたりします。
羽田行きのモノレールの中や飛行機の中で読みながら行くのですが、千歳から電車に乗ると外を眺めるのに一生懸命になり、札幌に行けば、ラーメンとビールで頭がいっぱいになり、ここ数年下巻はおろか上巻さえマトモに読んだためしがありません。
そんな訳で「ダンス・ダンス・ダンス」の上巻だけが増えていきます。
そんな話を奈々子姐さんにすると、「ふふふ」と笑われます。w
そうそう、上巻ばかりあっても仕方ないので、今年は早めに捜して持って行くことにしましょう。