恋愛ブログ

世にも不思議な物語。
出会いの数だけドラマがある。
一日一話愛の短編物語。
〜ショートストーリー〜

3.春の夢

2006年02月19日 | ベストストーリー
 ポカポカと春の風が心地よい。近所の桜の木の下で花見の宴会があっていた。  カラオケのスピーカーから酔っ払いの下手な歌が聞こえてきた。  今日はいい天気で、花見には最高だった。  僕は布団を干しながら、下手な演歌の歌を聞いていると、なんだか眠くなりウトウトとしていた。太陽の光が眠気を誘ったのだ。隣の猫も丸くなって寝ていた。  「私サトル君のお嫁さんになる。」  「僕もカナちゃんのお婿さんになる。」 . . . 本文を読む