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夢みる長女じゃいられない♪ HEY! ニッキ

アンポンマン。

2011年06月10日 | kelly,
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足りない。

仲間に顔を食べさせる(ネットで「一番気のふれた台詞と評された」)状態で、
ぽっかり穴が開いていて、力がでないよー。

学校が終わって、家に帰る。
今日は試験勉強しよう、洗濯しよう、すべきことが無いと不安になる。

友達もいるけど、毎日会える訳でもなく、帰宅したらまず猫の世話。
高齢で認知症なのと、トイレの具合で「先が長くないこと」がわかる。

でも、この子は私が拾ってきた日から、私が面倒を見ないと生きていけない。
それを支えに生きてきたけれど、居なくなったらどうする。

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不安な気持ちを相談したら、病院の先生(犬☆命の方)が、本を貸してくれた。
ファミレスに通って読破。
時折泣きながら、時折手を叩きながら。

犬派・猫派ではなく、羽虫が入ってくれば、手のひらで捕獲して外へ逃がす。
ありんこだって1匹も殺さない。 私は「死」が大嫌いだ。

今日、この本を読み終えた。
明日、病院へ返しに行こうと思う。

内容は、諸事情で人生に行き詰ったり、一人では生きていけない人たちが
それぞれの個性の「犬」に出会って人生をリセットした10の実話。

私が看取った猫たちも同じだけど、愛しただけ愛してくれる。
いや、それ以上か。 
人間よりもずっと一途に、愛だけを食べて生きている。

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ゆっくりあとがきを読み、犬と暮らすのもいいかな。と思い本を閉じた。

何が足りなくてヘロヘロなのかわかった気がした。