ねこぢるうどん

.
焼肉屋さんで「ねこぢるって知ってる？」という話になった。

全部持ってますよー　というとやっぱり？、みたいな　笑
娘さんが古本屋で買ってきたらしい。

毎日かあさんは周りに薦められるけど、ねこぢるは要注意。
ガロ出身あたりからやばいが、悪夢をそのままマンガに描いている感じ。
作者は１１年前に自殺していて、原因はいまだに不明。

可愛らしいけど無表情な「にゃーこ＆にゃっ太」、
お母さんは苦労症、お父さんはアル中で工場勤務。
子供ならではの残酷さ、正直さ？が簡潔で複雑な不思議世界。

作者本人のインド旅行記もあるが、人間の死について考え込む。
どれも笑えないけれど、１度読むととりつかれてしまう・・

年末にすべての作品をまとめた「ねこぢる大全」を発見して
弟の家にプレゼントしたが、子供が見たら・・と敬遠されてしまった。

私の中は「無口な西原理恵子」みたいな存在なんだけどな。

ちょっとなつかしかったので書いてみましたよ。

男性用ブラジャー、大人気・・

.
テレビで最近よく取り上げられてる、メンズブラ。

つけていると、気分が落ち着くらしい。
なんでだろー。　母体へ戻りたい願望？　中性化？

草食男子、スイーツ男子、そして今度はブラ男子。
この先どーなるんだろうね。
でも私は微笑ましいと思ってます。
ニューハーフやゲイをたっぷり見てきて、話をして、認めちゃってる。

・・想像してごらん。
打ち合わせに来たスーツのお客様を玄関まで見送った時。
暑いなとジャケット脱いだシャツの背中にくっきりブラの線。。
うっとりしちゃうね。

私はタイビーチで「次はガールフレンド連れて来たいな」と言ったら
バイと解釈されて、しかたなくそのまま過ごした経験あり。
生殖を伴わない愛は美しいよ。

こーやって出生率さがっちゃうのかなあ。
まあそれも進化の一端かも。
ニモ（カクレクマノミ）も成長の段階でオスからメスに変るしね。
そーゆー生き物沢山いるし。

男の人も妊娠できたら、世界はハッピーだね。

・・ゆがんでる？私の世界観。

映画を観に行く。

.
気分が滅入るので、観たかった映画を２本ハシゴ。

私はいつも開演時間ぎりぎりに行って「周りに人がいない真ん中最後列」
を指定します。　足を伸ばせるし、気兼ねなく観れてめっちゃ楽。

「スラムドッグ＆ミリオネア」
「バーン・アフター・リーディング」

・・どちらも絶賛されてたのに、眠くなったよ。
内容は面白いのに、盛り上げ方がいまいちなんだよ。

前者は実話（多分）スラム育ちの少年がＴＶの最終クイズに答えて
大金を手にしたために、サギと疑われ警察で尋問・拷問シーンから始まる。
教育なんか受けていない、全部スラムで覚えたことだから・・
番組に出たのは、生き別れの仲間に見つけてもらうため・・


いい話なんだけど、もうちょっと。な後味。
キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン　ていう詐欺師の映画があるけど
あんなふうに過去・現在をまとめれば面白かったのにな。

※主演の男の子は本当のスラムの子供だったけど、報酬が受け取れず
　そのスラムも撤去が始まって路上生活になるらしい。
　「映画に出たのに哀しいよ」って泣いてるＮＥＷＳを見た。
　もともとインド単館上映映画で、世界に広まったらしいから
　ちゃんと契約とかしてなかったのかな・・・

後者はブラピ・マルコビッチ・ジョージ・クルーニー出演で
「お！オーシャンズ１１みたいな顔合わせ」で期待してたんだけど、
日本の２時間ドラマみたいで、ここぞの見所がなかった。　残念だー。

出会い系マニア、ＣＩＡデータ漏洩、ｉ－ｐｏｄマニア、整形マニア、
相関関係が複雑になって、だからどーなんだという流れ。
これもうまくまとめたら、それなりに面白かっただろうなー

の、いまいちを主張するド素人の感想でした。

映画と同じくらい好きなポップコーン大が食べれなくなった。
このままダイエットにつながるといいなあー

誕生日なんだよねえ

.
会社とかサークルとかなんにも所属してないと実感がないなあ。
年取るの嬉しくもないしねえ。

たぶん長生きするから、人生の半分ってとこかな。
もっといろんな国へ行かなきゃ。
すべての海をみなきゃ。
すべての山に登らなきゃ。
どんなかたちだっていいからちゃんとした家庭と子供を持たなきゃ。

すごく簡単なことがいちばん難しかったりするね。

スロー・バラード

.
清志郎ちゃんが死んだ。
毎日ＮＥＷＳで流れる映像に涙がとまらない。
闘病中なのはわかっていた。
でも、死ぬなんて思ってもいなかった。

家族もお金もテレビもコンポも何にもない部屋で、
毎晩ウォークマンで聞いていた「ＳＴＥＰ！」「トランジスタ・ラジオ」
日々の不安や孤独が消えて、私のやさしい子守唄になっていた。

飲んだときに車で寝る私がいつも思い出すのは「スロー・バラード」

昨日は車の中で寝た
あの娘と手をつないで
カー・ラジオからスロー・バラード
悪い予感のかけらもないさ

愛し合ってるかい？
キヨちゃんはジョン・レノンみたいだったね。

チャボが棺の周りを激しく踊りながらギターひいてたよ。
愛用のギターは彼の手に渡ったんだね。
たくさんのひとが今日の告別式に集まってたね。
泣きながら、歌ってた、踊ってた。

ありがとう。さよならなんて絶対言わない。

キング・オブ・ロック。
あっちでも歌っててよ。
一緒に歌うから。待っててね。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

後日補足／ＹＯＵＴＵＢＥより　２：３０のあたりで映ってます。
キヨちゃんがステージからＪＵＭＰしてるような赤い影。
ロック葬だったからはじけてるのかな、って。

忌野清志郎さん葬儀004　雨上がりの夜空に