ケロッタのおもちゃ箱

おもちゃが好き。お料理が好き。子どもと一緒に楽しいこと見つけたい♪

プステ・ロット

2007-01-31 23:30:25 |   パズル・ゲーム
「チェコのおもちゃ屋さん がんぐるぅ」には、シンプルでユニークな発想のおもちゃがいっぱい。
今回紹介する、「プステ・ロット」「タービーノ」もそんなおもちゃ。
初めて手にした時、「こんなのゲーム見たことな~い!」と新鮮な驚きでした。
大切だけどあまり意識しない、『吹く』という動作を主役にしたゲームです。

口腔機能を育て、発声発語器官の運動を良くするには(うっ、漢字ばっかり)、簡単に言えば、きれいな発音でおしゃべりできるようになるためには、『吹く遊び』がとても効果的だそうです。
なるほど~、発音のつたなさが気になるピナにちょうど良さそう。
早速、遊んでもらいました。

まずは、「プステ・ロット」。興味津々でチャレンジするものの、なかなかピンポン玉が動きません。
ピンポン玉の下よりの一点を狙って息を当てれば、ふわっと浮き上がるように移動するのですが、ピナには息を細く強く出す、狙いを定めるというコントロールが難しいようです。
あ~、こんなことが苦手だったのね・・・と親として貴重な発見。

それでも、何度もチャレンジしているうちにコツがつかめてきました。
吹くのって、けっこう疲れる・・・練習の段階で母も子も酸欠状態。


文字通り一息入れてから、ようやくゲーム開始。まずは、基本のビンゴ。
プレイヤーは動物(裏面は海の生き物)の絵柄シートを1枚ずつ持ちます、
順番にピンポン玉の乗った本体を吹いて玉が移動したら、移動先と同じ絵柄を自分のシート上で探しビスで隠します。(吹いた本人だけ)
 次の人も同じように吹き、シートをビスでふさぎ・・・を繰り返して、最初にシートにビスが1列に並んだ人が勝ちです。
もしくは、全部の絵柄を早く隠した人が勝ち!というルールにしてもOK。

狙いどおりにピンポン玉を転がすのは意外に難しくて、吹くのが上手な人が勝つ・・・というわけにいかないのが面白いところ。
小さな子も大人も一緒に勝負できます。

一人で遊ぶ時は、矢印の絵柄のシートを差込み、矢印通りにピンポン玉を吹いて移動させます。
単純な矢印の面はなんとかなるものの、細かい移動の面は難しい~。
クリアするまでに、たっぷり『吹く』訓練ができそうです。

難しいけど・・・、ピナ、あきらめずに、もうちょっとがんばれ~!!

吹いて遊ぶおもちゃには、もうひとつ「タービーノ」がありますが、そちらはまた次回にご紹介します。

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3 コメント

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子どものほうが割りと得意かも。 (さとこ@がんぐるぅ)
2007-02-01 16:05:14
いや~。
うちのHPよりケロッタさんのブログのほうが解説がうまい!笑
このおもちゃ楽しそう!と他人事のように読んでしまいました。

今、行っている病児ボランティアの中でも、時々意識的に「息で遊ぶ」というのを入れてます。

別に病気を持った子どもだけではなく、吸うこと、吐くことに意識を持ってくると、言葉を話しやすくなったり、大きな声が出せるようになったりするのです。

というわけで、解説ほんとにありがとうございます。
絶対ケロッタさんの説明のほうが、わかりやすい!笑

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これ、いいですね (hatena)
2007-02-01 22:50:59
呼吸って意識せず行っているし、目に見える物ではないからいいですよ~これ(私は呼吸法でダイエットしなくちゃ)深く長く息をするって大切なことです息・呼吸が実際見えて絶対いいです
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Unknown (ケロッタ)
2007-02-02 23:33:40
さとこさん
さとこさんに褒めてもらえるなんて・・・、照れちゃいます~。
いつも、さとこさんのブログを読んで、「こんな風に書けたらな~」と思っているんですもん。

でも、こうして、おもちゃの紹介記事を書けるのは、遊んでくれる適齢期の子どもがいるからですね。
そう思うと、今のうちにたくさんのおもちゃを試しておかないと!って思います。
試すおもちゃが山ほどある、幼稚園の環境にも感謝!!

hatenaさん
このおもちゃ、夏のイベントの際に勧めてくれたさとこさん↑と、目をつけて購入してくれた理事長先生のおかげで、幼稚園にやってきました。

「呼吸が見える」って、いい表現ですね♪
今は貸し出し中ですが、今度hatenaさんも手にとってみてください。
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