「タービーノ」

前回、「プステ・ロット」を紹介してから、ちょっと間があいてしまいましたが、吹いて遊ぶおもちゃの第二弾です。
風車を思い起こさせる可愛いデザインの「タービーノ」は、2人で吹いて遊ぶゲーム。
「プステ・ロット」以上に、吹く力のコントロールがポイントとなっています。

ゲームの目的は、羽を吹く力をコントロールして、目当ての動物をゲットすること。
発達段階に応じてルールをアレンジできるので、3～4歳のチビッコから大人、呼吸の力が弱くなってきたお年寄りまで楽しく遊ぶことが出来ます。
動物の取り合い合戦、狙い撃ち勝負、ペアつくりゲームといくつかのバリエーションがありますが、ケロッタ家が一番　遊びやすかった狙い撃ち勝負をご紹介。


まず、動物の絵柄の面をセットし、オレンジかグレー、自分の色を決めます。
狙っている動物を宣言してから吹いて、自分の色の羽がその動物の箇所に止まったらゲット！ビスをつけます。
全ての動物にビスがついた段階で、多い色のビスの人が勝ち。

ピナの場合、3回吹くあいだに目的の場所に羽が止まったらＯＫ。
近くの動物を狙って、少しずつ吹くと、比較的容易にゲットできます。
でも、この“そっと吹く”というのも、なかなか良い訓練。

クータとケロッタはもうちょっと難易度をあげて、1回転以上してから目的に到達しなければいけないことにします。
強く弱くを織り交ぜて3回吹きますが、クータのほうがケロッタより上手。
つい粗雑に吹いてしまうケロッタより、クータの性格の方が丁寧みたい。

単純なつくりのおもちゃだけど、勝負がかかると飽きずにかなり遊びこめます。

このゲームのもうひとつのお楽しみは、“吹く”時の子ども達の表情。
狙いのポイントを見つめて寄り目になりながら口を尖らす顔って、とっても可愛い。
いい年したケロッタだと、こっけいな顔ですが・・・。
顔の筋肉を使って遊ぶと、自然と表情豊かになるからいいですね。

「プステ・ロット」も「タービーノ」も、心配機能を高めながら、コミュニケーションも深めてくれる、優秀おもちゃ。
デザインが可愛いから、大人も手にとって遊びたくなりますよね。