今日、先月に合格した『消防設備士乙種第6類』の免状が届きました。
これで、消火器の点検と整備を行うことができ
消防署へ消防設備設置届を作成できる国家資格を取得しました。
この資格試験はマークシート方式の筆記試験と記述式の鑑別試験があり
さほど難しくはないので、1~2ヵ月ぐらい1~2時間の勉強で
勉強方法を間違えなければ合格できると思います。
あるイベントの仕事を請負った際、防災設備会社から
「うちから購入した消火器のみしか消防設備設置届を作成できません。
尚、各テナント持込みのリユース(再利用品)の消火器については
別料金で消防設備設置届を作成します」と言われました。
その時の料金は、なんと15本で25万円ぐらいとのことでした。
まぁ~防災設備会社の言い分は分かりますが・・・。
何度かお願いして、なんとか安く作成してもらえました。
あとで調べると消防設備設置届の作成費は
消火器を販売している会社の“言い値”で
新規に購入した際は無料だったりするそうです。
各テナントのお施主様は、少しでも予算がかからないように
持込みのリユース(再利用品)の消火器したのにと・・・。
しかし、消火器の消防設備設置届は提出義務なので
その時、理不尽で残念な思いをしました。
そんな経験を他の仕事でも何度か経験したりして
ある時、自分が消防設備設置届の作成することができれば
少しでも余分な予算を抑えられるのではないかと考えるようになり
なるべく、お施主様の予算内で初めの計画通りに
材質なども変更せずに要望通りしてあげたい。
そして、仕事スムーズに進めることと、設計やデザインする立場として
自身が設計やデザインした部分を予算の関係で削除されず
なるべく、その部分も変更なしでやれればとの思いもあり
この『消防設備士乙種第6類』を取得することにしました。
新型コロナウイルスの影響で、今後、建築業界がどうなるか分かりませんが
これから予算削減の為、リユース(再利用品)の消火器の利用が増えた時
消防設備設置届で困った時に、上手く活用できるように使いたいと思います。