建人 建築事務所 徒然的な”独り言”

日々のことを書いています。仕事のこと、出掛けた先のこと、映画の感想、日々の楽しみなど。建築以外のことも書き込んでいます。

昨日(9月23日) 和歌山県新宮市の現状報告

2011-09-24 04:22:48 | 徒然的な“独り言”

昨日(9月23日)和歌山県新宮市の現状報告です。 

台風15号の猛威が去って

まだまだ落ち着かないようです。

 

姉の家は床上浸水したので

“湿気”が、なかなかとれず

毎日「除湿機」「クーラー」をかけていますが

やはり、あまり効果がなかったようです。

 

今回、床上浸水した住宅の人達の中には

濡れた床を掃除だけで、そのまま生活したり

仕上げだけを剥がして、補修している人が多いそうです。

しかし、専門家の意見としては、一度浸水した部分は

使い物にならないと思います。

一番に、床の下の“汚泥”を処理しないと

常に“湿気”が上がってきます。

また“汚泥の悪臭”“汚泥に含まれる菌” などの

原因で「アトピー」「ぜんそく」などの

病気になる恐れがあります。

 

基本的には、浸水した床を剥ぎ、

床下の“汚泥”を取り除き

その後、石灰を撒いて消毒します。

そして、床仕上げを新しく仕上げるのがいいと思います。

浸水した壁も基本的には同じです。

とくに断熱材に“湿気”を含むと断熱効果が損なわれます。

しかし、予算などの問題で難しいかと・・・。

住宅と車が浸水した場合、

車を優先する人が多いようです。 

とりあえず、姉にはその旨を話して

実家近所の大工さんにお願いして床を剥がして貰いました。

予想通り、床下には“汚泥”が充満していたようで

取り除くには相当の時間がかかるとのことでした。

 

新宮市の職員がやっと住宅調査をしだしたそうです。

何日経っているんだと

腹立たしい思いですが・・・。

 

その職員に、姉が『市の消毒の対応』を尋ねると

『新宮市としては消毒として、

石灰を撒かないし、配布しません。』

『消毒は配布している

“消毒薬(オスバン)”のみで

各自に消毒してください。』とのことでした。

姉が、石灰を撒いてもらわないと困ると頼むと

『お年寄りしかいない住宅は

市の方で消毒をおこないますが

その他の住宅は各自でお願いします。』と・・・。

えぇ??それでいいの?

身体が不自由な夫婦や子供しかいない母子家庭でも

“各自”って・・・・本当に、それでいいの?

新宮市の方でキチンと“床下のの撤去や

消毒のやり方”など指導していないのに・・・。

“各自”って・・・・本当に、それでいいの?

しかし、まだ「罹災証明書」の発行の

お知らせなど出ていないそうです。

 

新宮市の職員が調査しているといっても

9月13日付の「台風12号の被害状況」も

あれから更新されていません・・・。

本当に、それでいいの?

 

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