ゆるふわ屋。 - 鏃キロク・若林浩太郎のブログ -

シナリオライター若林浩太郎のblogです

そして、道は分かたれる (ハチミツとクローバーⅡ chapter9)

2006年08月30日 20時17分13秒 | 雑記
ここ数日。

「FF3」「クリスタルエディション」
とかのキーワードで検索してこられる方が
めっさ増えてました。

さすがに、ちょっと落ち着いてきたみたいですけど。

限定1万個? みたいで、
ちょっとヤフオクを覗いてみても
定価23000円弱なのに30000円前後で
推移してるみたいで、ゲットして会員登録して
出品しておくべきだったのかなあ……なんて
思っても過ぎたことなので考えてもしょうがない。


さて。

ハチクロⅡも、残すところ2話ですね。

主人公・竹本の独白が痛いほど胸に突き刺さって……。
停滞していた皆、それぞれの気持ちが動き出す。
そして道はわかたれ……。

最終話では、漫画の通りの展開で終わるんでしょうかね。
どっちにしろ泣くな。
確実に泣くな、私は。

道はわかたれる。
終わりのこないものなどない。
だから、その奇跡のように輝いていた日々は、
心の中で色褪せることなく、むしろ美化されて
人の心の中で熱を失わず輝き続けるのだ。

かつて、数年前。

北海道を、ただ小樽から
ニセコまで行って帰って来た。

兄貴の車に乗って、俺と従姉妹2人の4人で。
空は異様なくらい晴れていて、雲ひとつなく。
ただ元気な私たちがいて、気の合う仲間がいて。

でも友達でもなく、恋人でもなく、親戚って言うのとも違った。
ただ何か言えば返ってきて、それが期待するものでなくても、
私は満足で、ただ満足で車の中から太陽を見上げ続けた。

都合のいい言葉を胸の中で何度も何度も繰り返した。
風が頬を撫でるたび、
従姉妹が腹を抱えて笑うたび、
買ったソフトクリームを落とした時……。

「神様、いるのなら今この場で私を殺して下さい」

たとえようもなく、それは言葉の強さとは裏腹に
感謝の気持ちで、嬉しくて嬉しくて。

そこが住所のある楽園だと信じて疑わなかった頃、
私はただそれだけで、至上の幸せを感じることができた。

道はわかたれる。
永遠に続くものなど、ありはしない。

私は従姉妹に憎まれている。
あの時むけられた笑顔の分だけ、憎まれている。

被害妄想のある私だけれど、否応なくそれは実感してしまった事で。
限られたから美しいのか。
美しいから、限られているのか。

ハチクロは、そんな昔のことをも私に想起させてくれました。

ひぐらしのなく頃に 第22話 「罪滅し編 其の壱 幸せ」

2006年08月30日 11時13分47秒 | 雑記
眩暈がして、世界がぐるぐる回ってたので
ベッドに横になりながら鑑賞してたら
いつの間にか寝てました。

このアニメに限らないけど、緊張と弛緩ってーか……
緩急のついた展開って必要ですよね。

今回の水鉄砲の撃ち合いが
演出が本格的で笑いました。

すごい力の入りようだ……(笑)
って。

あと昭和50年代後半に
メイドのコスプレとか
ブルマに猫の尻尾とかないだろう、とか
思いつつ脱力。

面白ければいいわけです、
これはアニメならではのフェイクですね。

竜宮レナと北条家、園崎家の繋がりが
次第に明らかに……ってコレ本当に26話で
完結するのか!?

(北条のじょう、って漢字コレで合ってるのかな)

せめて種明かしだけはしてー、お願いー。


番組の途中で頻繁に入った
宮崎あおい主演の「ただ、君を愛してる」のCMで
ナレーションっていうの? あれの声が
BLOOD+のデヴィッドの声に聞こえたのですが、
気の所為でしょうか。

大塚愛はあんまり好きじゃないんですが、
主題歌をちょっとイイな、なんて思ったり。