賢太郎の物書き修行

IT系と政治関連の事件を中心にコラム風に書いています。趣味は舞台、だけど最近は殆ど観てないな~。

ダンキンドーナツ再上陸

2006-12-15 17:14:48 | ビジネス
松坂、レッドソックス入団を正式発表、ボストンで会見

知らなかったけど、レッドソックスのオーナーってダンキンドーナツなんだ。松坂の記者会見の後ろにロゴが踊っていたのでなんだろう?と思ったら・・・。

ダンキンドーナツ(Dunkin' Donuts)と言えば、数年前に日本から撤退してしまったファーストフード店。当時はセゾングループの配下で日本進出していたけれど、ミスタードーナツとの競争に敗れて撤退。元々、米ミスタードーナツは米ダンキンドーナツから独立した会社。日本には殆ど同じ時期に進出してきたけれど、日本ではダスキン配下のミスタードーナツが勝利。でも、アメリカ本国ではミスタードーナツのほうが不振でダンキンドーナツに吸収されてしまったということだ。

これからのシナリオ・・・
松坂が勝てば、松坂のインタビューと一緒にダンキンドーナツのロゴが日本で放送される。すると、日本では「あの、ダンキンドーナツっていうのは何?」ってな話になって、おもむろにダンキンドーナツが日本再上陸。松坂をCMに出演してダンキンドーナツが日本国中に開店する。なんてことになるんじゃないだろうか。

ちなみに、ダンキンドーナツは今は投資会社のコンソーシアムが株主になっているということだ。投資会社も規模を拡大したいだろうから、日本再上陸はやりたいだろう。日本進出を担ってくれる外食の会社が手を上げれば、出資して日本法人を再立ち上げするんじゃないかな?

参照:Wikipediaより
ダンキンドーナツ
ミスタードーナツ

やらせ・・・なのか?

2006-12-15 13:13:46 | 政治
タウンミーティングのやらせ問題。

この問題は本当に「やらせ問題」なのか?

そもそも、TMの目的は多くの市民の声を行政担当者や政治家が直接聞いたり、議論したりするというものだと思う。しかし、良く考えてみると、日本人は意見を言ったり、議論をしたりするということがあまり上手じゃない国民だ。だから、主催者は意見や議論の活性化を目的にやったんじゃないの?

「やらせ」という言葉は今では一般化したけれど、元々はTV業界用語。昔、某公共放送のテレビ取材を受けたことがあった。その時はイベントをやっていたのだが、そのイベントをやるきっかけの議論を再現してくれというものだった。しかし、そもそもきっかけの議論なんかなくて面白そうジャンという程度だったから議論なんか再現できるわけがない。知り合いから聞いた話でも、某在京テレビ局の取材でかなり演技をさせられたという話を聞いた。

バラエティで通行人にビキニを着せたりという企画があるが、その殆どがタレントの卵達。「通行人でないものをさも通行人であるかの様に”やらせる”」「過去にありもしなかったことをさもあったかの様に”やらせる”」というのが『やらせ』なのだ。

でも、TMでは「質問依頼」をしたということならば、やらせではなくて、「やってください」という話しだし、「質問内容」を渡したとしても、それが本当に意味のないもので、その場の意見や議論を誘導したものでもなければ、目くじらを立てるほどのこともない。

そもそも、この問題は日本の文化や風土を無視した「タウンミーティング」なるものをやろうとした西洋かぶれが原因であって、マスコミや野党も問題にするのであれば「TMのあり方」を取り上げるべきだと思う。