賢太郎の物書き修行

IT系と政治関連の事件を中心にコラム風に書いています。趣味は舞台、だけど最近は殆ど観てないな~。

「カチョウ」と呼ばれるほどの馬鹿でもなし

2009-04-13 17:08:18 | 日記
参照記事:先生と呼ばれるほどの馬鹿でなし

なるほど、日本語には主語がないのか。古代にあっては相手の名前を呼ぶことはタブーであった。名を呼ぶのは相手を支配する不可思議な力があると信じられていたからだ。
これは日本に限ったことではなく、特に目上の人や神々の名前を口にしないというのは世界中にある。キリスト教では口にしなかった為に神の名前が分からなくなってしまったほど。日本では未だに目上の人の名前を口にしないというのは実に伝統的と正しい姿なのだろうが、逆に部下を名前で呼びつけるのは支配力を強めようということなのだろう。

パブリックアートについて考えた

2008-12-04 12:26:02 | 日記
林千晶さんのブログより
「明日の神話」とパブリックアート

~(前略)~
美術館以外の公共スペースに展示されている作品を「パブリックアート」と呼びます。

例えば私の記憶に残っているパブリックアートは、世界最大のアートフェ アーが開催されるバーゼルにあった噴水のパブリックアート。アートが日常生活の中にとけ込み、子供たちがアートと戯れて楽しんでいる風景が、とても素敵で した。私も一緒になって遊びました
~(後略)~

世界で長く愛される公共建造物はパブリックアートであるべきなのかもしれない。竹村 公太郎「日本文明の謎を解く」を読むと、公共建造物は第一に実用的で公益に資するものである上で、構築物としての美しさや遊び心というものが必要なのだと思った。考えてみれば公共建造物は確かに必要かもしれないが、個人個人の“都合”にとっては邪魔なものばかりだ。
例えば高速道路は確かに公益に資する。しかし、高速道路が通る地域の人にとっては騒音や排気ガスで悩まされ、景観を損なう。しかし、そこに生活に溶け込むある種の遊び心や美しさ、そこにある自然や人工物との融合というものがあれば、良いのではないだろうか。「日本文明の~」で紹介されているフーバーダムの遊び心、ピラミッドの造形美などはそれがなければ無機質な石ころと同じだ。
日本でも黒部ダムなどはその雄大さ、造形美が広く愛されていて観光資源になっている。日本の公共工事にはもっと「デザイン」が必要なのかもしれない。それはポップというより、地域に根ざしたり、コミュニティの共有意識に訴えかけるようなちょっとしたものなのだろう。黒部ダムはそれを意識したわけではないだろうが、多くの映画や著作に取り上げられることで様々な目に見えないデザインが加えられていったのだと思う。

公共建造物は、それがちょっとした道路であれ、広くそして長く親しまれるデザインを志向しないといけないのではないかと思う。

日本文明の謎を解く―21世紀を考えるヒント
竹村 公太郎
清流出版
売り上げランキング: 27650
おすすめ度の平均: 4.5
5 文明を地理学的に見るとー!?
5 遊びをクリエイトする、なにがし…。
5 へぇ~て感じですね
5 こんなに面白い本はめったにない!
2 うーん ちょっと高いぞ 「と本」に近いぞ

四川地震に救助とどかず

2008-05-14 12:19:58 | 日記
四川大地震、生き埋め2万3000人以上・死者1万2000人超す

中央では民政省なども記者会見し、各地の死者数を1万1921人と発表。

ある地震研究者によると20万から50万の死者が出るのではということ。

四川省成都と言えば、かの三国志で有名な蜀(劉備の建国した)に相当する。三国志演義などでも蜀の地は自然の要害に囲まれ難攻不落と描かれている。

今回の地震ではこの難攻不落さが救助を妨げているそうだ。GoogleMapsの航空写真で見てみると、成都の東には急峻な山脈が見える。汶川は四川盆地の中にあるので、起伏の激しい地勢だと推察できる。そのため救助隊がたどり着けないという事態に陥っているそうだ。

汶川(GoogleMaps)

そう言えば、子供の頃にはあったな~路面電車

2008-04-18 12:31:47 | 日記
日本各地で路面電車が走っているよ

という記事より。

北海道、東京、神奈川、愛知、富山、福井、滋賀、京都、大阪、岡山、広島、愛媛、高知、福岡、長崎、熊本、鹿児島。

「えー、そんなに?」とちょっと驚きませんか?

岡山や高知、福岡に熊本、鹿児島あたりは、個人的にはけっこう驚きがありました。


ん?福岡。。。んん?
ああ、北九州か。確かにあったな~。
福岡市内も子供の頃は路面電車が走っていたっけ。地下鉄が開通してすっかりなくなっちゃった。でも、路面電車はどんたくの時に電飾で飾り付けて走ったりして、沿道に見物にいったものだ。懐かしい~~。



ある家族の30年がTimeLineで紹介されているサイト

2008-03-26 12:29:04 | 日記
ある家族の30年の歴史が顔写真で紹介されている記事を見つけた。

ただひたすら家族一人ひとりの顔写真が並んでいるだけの記事。毎年6月17日に撮影したということで、並べて見てみると面白い。少しだけ見える服から風俗の変化も分かる気がする。

長男が30になっているが、これから更に孫とか増えていったりするのだろうか。30年以上毎年必ず写真を撮るっていうのだから、中の良い家族ではあるのだろう。

音楽の未来を考えるブログ - livedoor Blog(ブログ)

2007-08-31 16:07:10 | 日記
インディーズの音楽配信サービスをやっているモンスターFMのいながわさんのブログが久々に再開していました。

音楽の未来を考えるブログ - livedoor Blog(ブログ)

この間会ったときに「僕、結構読んでいますよ~」と言っておいたのですが、二ヶ月ぶりに再会。
ベンチャーの成長をリアルタイムで読めるので、今後も楽しみにしていますよ!

ファッション雑誌 イロイロ

2007-08-14 17:04:08 | 日記
仕事の関係でファッション関係の情報を調べていたら、Elasticというサイトで、ファッション雑誌をマッピングするという試みが。ファッション雑誌を全て見てみたことがあるわけではないので、妥当かどうか分からないが、参考になる。

男性ファッション雑誌と系統のマッピング
女性ファッション誌の分類・分析2007

男性史は「女ウケ・ソフト<=>男ウケ・ハード」「装飾性が強い・流行<=>シンプル・定番」、女性誌は「エレガント<=>カジュアル」「自分志向<=>モテ志向」という切り口で、恐らくブロガーは女性なんだろうなぁと思いつつ読んでみた。

男性の切り口を単にファッションとしての流行・定番ではなく「着こなし」というところを攻めているのは共感できる。男性のファッションは素材や色柄の流行はあまり激しくない。その代わり、同じ色柄のものをどういう着こなしで魅せるかというのはポイントになっているだろう。同じスーツでもワイシャツの合わせ方や靴やネクタイなどの小物に何を選ぶかというのがポイントになっていると思う。

逆に女性は「男目線」を意識するかどうかという点がポイントではなかろうか。人気のエビちゃんは「守ってあげたいOL」なのだそうだ。なるほど・・・。完全に男目線のファッション選び。とは言え、モード系じゃ近寄りがたいというのも確か。男性にしても女目線をどう意識するかというのはファッション選びのポイントにはなるのだろうから、お互いさまなのかもしれない。

ファッションをめぐる4つの文化圏のお話

この分析は面白い。文化論というか価値観の衝突は身近にも容易に見つかるものだ。