Start the HP200LX

　念願の HP200LXを手にいれた。
　まずは日本語化せねばならない。
（以下の環境設定については BlueSkyさんの blogを参考にさせて頂きました。ありがとうございます）

　まずはメモリーカードだが、手堅くいくことにした。
　確実に LXで動作確認されている SanDiskの 1G SDカード「SDSDB-1024-J60」。
　1Gのメディアが3000円しないとは。。。HP200LXは手持ちのモバイル機の中で最大容量を誇るマシンになってしまった（笑）
　メモリカードアダプタは Panasonicの「BN-SDAGP3」
　これだとあたかも SDカードスロットがついたような感覚でカードを抜き挿しできる。

　バックアップ電池の CR2032も消耗していたので交換。
　メインバッテリは Fujiのリチウム単３を見つけるまでは「eneloop」で行くことにする。それにしても最近はリチウム単３を全然見掛けなくなった。どこに行ってしまったのだろう？？？


　しばらく素の英語環境で触った後、日本語環境設定開始。
　SDカードを FDISK100したあと FORMAT。
　低速機で 1Gをフォーマットするから時間がかかる。１時間ほどだろうか？
　一寝入りして起きたら終わっていた（笑）

　フォーマットした SDカードに JKIT-Freeを解凍してリブート。
　JKIT-Freeの入手方法については、現在のところ「頑張って検索してください」という他ない。誰もが簡単に入手できるようになるように願います。

　以上で日本語の通る HP200LXになる。
（HP200LXの日本語化について詳しくはネットを検索すれば、あちこちに詳しい記事が見つかる。もはや入手の困難な書籍を探さずとも DOSが分かるならばネットの情報で何とかなる。先人達に感謝。）


　あとは、順々に DOSのソフトを Librettoから持ってきたりネットからダウンロードする。
　できるだけフリーソフトで揃える。これが昔からの自分の環境整備のスタイル。

　ファイラは「FILMTN」。
　本当はこういう FDタイプのファイラより X68000の mint.xや Linuxの Midnight Commanderのような２画面ファイラが好みなのだが、MS-DOSでは好みに合うものが見つからなかった。
　FILMTNは比較的シンプルなのと、ディレクトリのソートができるので手持ちの DOS機にはそれぞれ入れて愛用している。

　FILMTNが入ったのでディレクトリも整理した。
　自分はどうも DOSのディレクトリの使い方が好きではない。特にルートに雑多なファイルを無造作に置く、とか。FEPの辞書をルートに置くのも精神衛生上よろしくないと思うのだが・・・・。あちこちディレクトリをつくったり移動したりしてファイルの整理。


　エディタはとりあえず「JED」を入れた。
　本当は Emacsタイプのエディタを入れたいところだ。いまさら Emacsか Mac系以外のキーバインドのエディタを使っても指が混乱するだけ。でも HP200LXで動く Emacs系エディタにちょっと心当たりがない。
　MS-DOS汎用の ng（nihongo emacs）ならいけると思うのだが、正直、ngは好みではない。Micro Emacsは HP200LXで動いたかどうか記憶にない。

　なので、とりあえず、WordStar系キーバインドの JEDでいく。
　WordStar系なら X68000の ED.X系とほぼ同じかよく似ているので何とかなる。Micro Emacsを使うまでは、X68000では ED.X系をもっぱら愛用していたのでまだまだ手がキーバインドを覚えている。

　実は、昔、JEDは少し使った事があって、ED.Xに似たところがあって好感触だった。
　なんだかんだ言って JEDを使いたい訳ですよ（笑）


　問題の FEPだが。。。。
　つてで製品版JKITも手に入ったので、これから WX2を取り出して使うことにした。FEPだけは、フリーソフトで、ってのが難しいので妥協することにした。
　Macでは長年 WXIIIを使ってるので変換癖には慣れているし。
　でも、DOSには SKKか POBox、移植されてないんだろうか？

　これでとりあえず HP200LXは日本語の書けるマシンになった。
　この文章は HP200LXで書きました。