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2008 Portrait63-I
私の絵 山本美佐子
○私が今 絵を描く時に意識していること
知らないうちに、日本人として自分の中に培われている美意識を見直し大切にしたい、と言う事です。具体的に言えば、色の重ね方や、ぼかし、透かしなどと線の妙味を活かしたいということです。こう書くと殆どの絵にあてはまることなのですが特にこだわりたいのは「平面性」です。
西洋の絵の歴史では三次元の物を二次元に、いかに立体感や遠近感を出してそれらしく描くか、が大切にされた時代が長かったのですが、日本の美術は平面的な表現と線描を重視していると思うのです。
○平面の物を平面に
一方、アメリカの作家らが『平面のオブジェ化』を試みたのは50年も前のことです。平面のオブジェ化とは、立体を平面に描くことから脱し数字や記号等すでに平面であるものをオブジェとして描くということです。
○写真という平面を平面に
昔、私は空間や人物にプリント模様を入れて装飾的な平面性を強調した絵を描いていました。今日、私たちの身のまわりには、印刷物とくに立体を平面化した写真という魅力的な”オブジェ”が氾濫しています。これらを私なりの手法で、量感を排し、空間を平面化した画面に手書き線をいかしていくことを課題に描いていくつもりです。
この絵は今年の国展に出展したものだそうで、文章はその時に観客に説明した内容だそうです。
高塚さん、この絵のタイトルはこれでよかったのですか?サイズはどれぐらいのものですか?いつものように大作なのでしょうね。
また展示会があれば案内をください。ブログに掲載して皆で揃って見に行かせてもらいます。
大きさは162cm×194cmです。タイトルは物忘れするので便宜上の数字です。皆様良いお年を…
小生は川崎市麻生区に昭和53年から住んでおります。昭40年卒 銅屋 公一
県西40年卒名簿で転居先不明になっています。メールアドレスを連絡ください。