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読んだ本の紹介(+α)

シャイロックの子供たち

2012-03-12 16:10:08 | Weblog
シャイロックの子供たち
池井戸 潤
文藝春秋
売り上げランキング: 32700


<感想>
銀行が舞台の本作、書き出しは奥田英朗の「最悪」シリーズのようだったが、章を追うごとにミステリー色が強くなっていき、作者らしさが出てきた。はじめは断片的だったストーリーが、やがて一つの犯罪に集約される書き方が上手い。筆者の作品は万人ウケする領域になりつつあるのか。
<読書期間>
2月22日~2月24日

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