DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

自民党最後の総理大臣

2007年09月23日 | Weblog
<自民総裁選>福田氏を選出 麻生氏に133票上回る

おそらく自民党最後の総理大臣が選出された。
麻生は二度と総理になる機会を与えられないだろう。
(福田の後に総裁にはなるが政権を取る事は不可能)

自民党は完全に世論とかけ離れ
その自覚すらないようだ。


この週末は読書。
なんか読み出すと止まらないんだよな。
自分ってなんて読書好きなんだろうと思う。

"地図で読む世界情勢 第1部 なぜ現在の世界はこうなったか"
ジャン-クリストフ ヴィクトル著

これまたすごい本だ。
世界情勢についてこんなに簡略でわかりやすい本は初めて。

いままでどれだけ本を読んでもわからないところが
良くまとめてあって
歴史と地理と政経をたして割ったような本。

それでわかった。

今話題の自衛隊インド洋派遣なんだけど
ただなんとなく派遣は必要なんだろなって思ってたんだけど
これが大間違い!!!

またしてもマスコミのウソにだまされてました。

アフガンにテロリストがいるとして
パキスタンからインド洋、ペルシャ湾辺りは
やっぱり物騒だし
アメリカなんてこの辺りまで艦隊を派遣するの大変だし・・・

全く違う!!!

ディエゴガルシア島って知ってますか?
そう・・・この島こそ先の本にも載っていた
インド洋に位置するアメリカ軍の要塞なのだ。
(こんな秘密基地があったんだ・・・)

要するにこの島からアフガニスタンに行けば
給油なんてする必要なし
この島からパキスタンまでは
日本とマニラぐらいの距離しかない。

それに地図を見れば明らかだが
アフガニスタンの隣の国ってイランなんだよ。
海になんかでなくても
武器なんて陸路を通っていくらでも調達できるよ。

実際、インド洋に派遣された多国籍軍が
いったいどういう貢献をしてきているのか
政府は全く発表していない。
海賊拿捕など8件 海自補給の多国籍軍がインド洋で テロ抑止に貢献
(まさかこれが成果なんてことないよね?)

そこでアメリカの目的はただひとつ
ディエゴガルシア島を出発したアメリカ艦隊が
イラクに向けて出発した後、
ペルシャ湾に入る前に
無料ガソリンスタンドに寄って給油を受けることだ。
イラク戦争に加担し続ける自衛隊

まず結果ありき。
国民なんてどうにでも騙せちゃうもんね・・・って

なめんじゃねぇぞ!