DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

バーナンキ、ブッシュにサプライズなし

2007年09月01日 | Weblog
保有中の銘柄
9104 商船三井(1706  +71    +256×1000株)
           (終値 前日比 損益)

☆FX
USD/JPY×1万 買 113.92 (現値115.8)
損益   +21,106円 
EUR/JPY×1万 買 152.98 (現値157.79)
損益   +50,180


サブプライムに絡んで
バーナンキ、ブッシュの発言があったが
サプライズなくNYダウは持ちこたえたものの
FXは円高に振れた。
日経先物も日本の終値とほぼ変わらず。

ダウは二番底をつけた形に見えるが
13,387の戻り高値を超えられず先行きは不明。
ドル円は上値を切り下げてむしろ
下降トレンド(円高)継続に思える。

9/6のECB理事会(政策金利発表)
9/19未明のFOMC(政策金利発表)
同じく9/19の日銀金融政策決定会合(政策金利発表)

以上の日はいずれも要注意だろう。
特に19日はビックデイとなりそうだ。

9/15-17は日本が連休なので
昨日を戻りの頂点として下げていき
14日で日経15600-800ぐらいを底に反転
・・・というシナリオが一番考えやすいかな。

もちろんその場合は
日銀利上げ再度先送り
米国金利利下げが反転の絶対条件となる。
そうでなければ地獄の底へ急降下。

バカ福井も外国の方じゃなくって
日本国民の方をよく見て
利上げ見送りを決定して欲しいね。
CPIの数字見ればわかるじゃん。
どこにインフレリスクがあるの?。
あんたどこの国の官僚よ。


病院たらいまわし問題
病院の経過説明がこれ→妊婦救急搬送事案について

どうして奈良ばかりこんなことが続くのか不思議であるが
色々な意見があることはさておいて
一番の注目は一番最後の説明。

「当直医2名は一睡もしないまま、1名は外来など通常業務につき・・・」

病院は「我々はこんなに頑張ってるんだよ!」
って説明しているつもりだろう。
だが報道ステーションの時にも述べたが
この考えこそ間違っているのだ。

奈良県での最終防衛線とでも言うべき施設の
夜間救急医が昼間の勤務の延長で働いている。

ちゃんとした診療を考えるなら
昼夜2交代制で当直者は次の日には交代していなければいけない。

「人数がいない」
そんなことはわかってる。

ただ病院は事務職、看護職には2あるいは3交代制をとってるだろ?
発想が逆。
まず医師の2交代制ありき。
それで昼間の診療の手が足りないようであれば
昼間の診療を縮小していくべきだ。

とにかく採算をあげるために医師を少ない人数で切り回す。
夜間より昼間一杯患者を診てもらったほうが儲かるものね。
でも救急患者のことを考えたら
少なくともひとつぐらいの病院は採算度外視で
運営されてなきゃいけないんじゃないか?

まあ、死ぬほど働かせられたら
そりゃ患者も断りたくなるわな。
でも何時間にもわたって受け入れがなく
何度も救急隊から依頼があったら
空きベッドがあろうがなかろうが
とにかく患者を診るってのが
最低限の医師としてのモラルだろ。
最終ラインてのはそういうことだ。

自分より後ろに任せる人がいなければ
とにかく自分がやる
まず診て診療の順番を決めなければいけない。

そんなこといっても
重労働にあえいでるこの病院の産科医師も
こんな事件で失望して
辞めていってしまうんだろうな~。

一番悪いのは
見境のなくなるまで酷使し続けている
病院なんだよ。