DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

それでもボクはやってない

2007年02月25日 | Weblog
昨日は久しぶりに映画に行ってきました。
気分は「バブルへGO!!」だったんですが
やはり「それでもボクはやってない」は
押さえておくべき一本だと思ったので
周防監督に決めました。

結果は予想通り面白かった。

冤罪と言うものがこれほど恐ろしいものだとは思わなかった。

職業柄病気になった留置人が連行されてきて
診察することもよくあるが
なんか和気あいあいとしていて
映画と印象が違うなとも思うが
やはり被告になったらあんな感じで尋問されるのだろう。

裁判って結局自分の都合のいいように
嘘の言い合いみたいな世界だから
医療界とは全く逆なんだよな。

病院では自分の症状について嘘をつく人はいない。
詐病を装って会社を休もうとする人もいるけど
基本的には少々疑わしくても
気前良く休業の診断書を書いてあげるようにしている。
患者は正直であると言うのが基本の考えだ。

でも裁判官はまず被疑者を疑うところから始まるんだろう。
だって99.9%が有罪になるんだから。


そうそう昨日テレビでやってた「ローレライ」
これは実際に映画館に観にいったので
何とはなしに見てしまったが、
なんとエンディングが一部カットされていた。
物語に大きく影響はないが
たかだか数分のカットとはいえ
すべて放映しないのってちょっとおかしいんじゃないか?
まああんまり面白い映画ではなかったのでどうでもいいが・・・
(なんか物語の展開が良くわからなかったので見直したが
 結局、展開に無理があって意味不明ということがわかった)


さて、今週の株のテーマは「撤退」
最近いい気になってポジションを拡大しているので
もっと謙虚になって市場の風を読むようにすることが必要。
株取引で必要なのは「現在の価格」を知ることであって
「未来の相場を当てること」ではない。
下落リスクへの備えを忘れるところだった。

もう一度250万の損失を出したあのときに帰って
自分を見つめなおそうと思う。
相場の予言に一喜一憂している現在の自分は間違っている。
勝てなくてもいい、
爆上げ銘柄を逃してもいい、
でも大きい損失を出してはいけない。