DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

タミフルは必要?

2007年02月18日 | 今の医療について
<中2少女転落死>マンションから タミフル服用

またタミフル?で犠牲者が出た。
この薬は確かに早期服用でインフルエンザの症状を抑えてくれる。

でも百歩譲って
高齢者などにはインフルエンザによる脳症や他の合併症による
死亡率を減らすことが出来るとして
先日から飛び降りなどで問題になっている中・高校生に
内服することによるメリットってあるのかな?

インフルエンザは普段元気な人がかかったら
症状はきついものの1週間寝ていれば絶対治るもので
それが1~2日症状が早く治る意味があるのか?

薬害タミフル脳症被害者の会
をみてみると被害者のすべてがタミフルによるものとは思えないが
この中で何割かが本当に副作用によるものだとしたら
少し投与を慎重にすべきであろう。

一昔前まで高熱の幼児に
平気でボルタレンなどの解熱鎮痛剤をだしていた経緯を見ても
早期の原因究明が必要だと思う。

タミフルは開発がアメリカのギリアド社。
元・国防長官ラムズ・フィルド氏が大株主で
日本人を実験台にしている可能性も捨てきれない。
タミフルの国家備蓄も米ブッシュの意向!?

医者から渡される薬をすべて信用する必要はない。
薬を飲むかどうかは株と同じで最終的には自己責任なのだ。

私には二人の子供がいるが
長男はそれこそ発熱すればすぐに座薬で解熱したり
タミフルもすぐ飲ませたりしていたが
熱性痙攣や夜間せん妄などの症状がきつくて
何度も入院を繰り返した。

次男は熱性痙攣の時に抗痙攣剤は使用したものの
解熱剤、タミフルは一切使用していない。
40度を超える発熱もあるが
長男に比べてはるかに治りが早く症状も軽い。

これは長男の時にいろんな論文や本を読みまくって
一気に方向転換したものだが
いまだに小児科で風邪やインフルエンザに対し
解熱剤が投与されているのを見ると不思議に思う。

厚生労働省は信用してはいけない。
彼らは他の省庁の役人と同じで
国民の健康なんか考えちゃいない
自分の保身だけで生きている人々なんだから。


さてさて今週は利上げをめぐって
日経もめまぐるしい動きになるのか?
新聞などの論調だと
もうあまり影響がないようなことも書いてあるが・・・