ラテン系hard ripper

波を愛するラテン男の日記です。

再会セックス・・でいいんだろうか??②

2007-05-30 12:01:40 | Weblog
彼女がどういう風に変貌を遂げてたかっていうと・・。

最初のメールに「覚えてるよ。ありがとう」って返信したらまた
返ってきて、彼女の画像がついてたんだけどウソみたいにきれいに
なってる!

顔の色艶はいいし髪形もバッチリ決まってるし、何より目つきだ。
あの頃はなんだか世間が気にくわなそうなとっつき難い目つきをしてた
と思ったんだけど、なんと言うか目から光線が出てるように輝いてる。
人間の精神状態はやっぱり目つきに出ると思うんだけど、彼女は使用前
使用後のように美しく変貌していた。

すごくきれいになった彼女に好奇心が沸いたんで引き続きメールをやり
取りしてみると、どうやらふさぎこんでた時期から脱出すべくいろんな
前向きな本(自己啓発系)を読み漁ったらしい。
その結果考え方が前向きになり、外見ももっともっとよくなるように
努力を積んだんだそうな。
確かに外見はすごく変わって、昔よりむしろ若返った感じだった。
その後、オレももっと彼女のこと見たくなったんで画像を要求したら
快く送ってくれて、なんかイイ感じじゃんかよーってオレもエロ心を
存分にくすぐられてった。

カッコイイ彼氏もいるらしく、本当に充実した私生活を送ってるよう
だった。

オレにして見れば、こんな美しく変貌を遂げた彼女をもう一回味わって
みたくならないハズがなかった。
で、以前ストーカーっぽくなったことがあったり精神的にあまり強く
なかった彼女だからその記憶も蘇るのは当たり前だが、「カレがいる」
ってことがオレのエロ心を更に刺激した。

「オレがとっくに結婚して子供もいることは知ってるし、彼女にもカレが
いるんだったらもうオレのことはただの思い出になってるハズ。んで、
なんでかわからんけどメールしてくるってことはちょっとオイタでもした
くなったんじゃねーの??」

コレがオレの読みだった。
オレがドスケベなのと同じか場合によってはそれ以上にこのM・Mもドスケベ
なんだろうから。

「会いたいね」

と言うと

「カレがいるし私はマジメだからセックスはもうできないけど。久しぶり
にお話したいですね」

だって。

「セックスしたくないって言ったらウソだけど、そう言われちゃうともう
手は出せないなー。じゃあ食事でもしよっか?」



それからまたしばらくメールのやり取りが続くと・・。

「実はカレとは遠距離なの。
で、セックスもなかなかできなくて。ふっと○○さんのこと思い出しちゃって」

ほほう。そう言うことかい。

「でもセックスすんのはマズいんじゃない?カレのこと好きなんでしょ?
かわりに○○さんのもうちょっとセクシーな画像が欲しいな。
それ見てガマンするよ」


なんだか変な展開になってきた。
なんでも彼女、彼氏とメールする時も画像を要求されてるらしく、オレが一回
画像が欲しいって言って以来毎回必ず顔写真つきでメールしてくるのだ。
そんなに画像マメならってことで、オレもちょっと悪戯したくなってきて・・。

「え?恥ずかしいな・・・」

とか言いながら。ブラ姿で胸のアップを撮って送ってきた。
色白で適度なサイズのやわらかそうなきれいな胸。
しかも下着もオレ好みのセクシーなので!
オレが昔ヤッてた頃ってこんなにきれいだっただろうか?
ま、もっともいつも酔っ払ってる時しかなかったからマジマジと見てなか
ったのかもね(笑)。

オレはセックス大好きエロ魔王だけど、このテの遊びはしたことがなかった。
なんか暗~い感じがするから。
でもオレも年齢を重ねるごとに普通の刺激じゃつまんなくなってきたんだろ
うか。会ってセックスしたい相手の画像を見る興奮がまたたまらないのだ。


当然のことながら、オレの彼女への要求はどんどんレベルアップしてゆき、
彼女もイヤイヤ言いながらその要求に忠実に従うようになっていった。

いつしか胸のブラは取れて・・。
生乳が露になる。
その次は下。
Tバックを穿いたヒップのアップ画像や・・。
パンティを脱いでアソコを手で隠した画像。
その手を少しどかせてビラビラとヘアが見えてる画像。

いつしかオレも調子に乗って、自分の勃起したチ○○ンの画像を送って
やった。

それにはさすがに興奮したらしく
「大きいね・・。」
「じゃあ今度舐めてよ。」
「うん、舐めたい。」
だって。

そんなやり取りを続けてるうち、彼女も本性を剥き出してきて
「しばらくセックスしてないからもうセックスしないとおかしくなっちゃう」
とか言い出す始末。
かくして俺達は近々会って存分にセックスを愉しもうかってことになってた。


要点を整理>
*元セフレ時代→ちょっと精神的に病んでた
*ずっと会ってない時期。一時期メールのみ復活。
*久しぶりのメール。性格も外見も180度変わってた彼女。
*彼女の欲求不満が発覚。すごいエロい女性になってた。ラッキー!
*でも、もしまた会って以前の彼女に戻ってしまったりしないか?
(一抹の不安)

あ~、どうしよ・・。
アレコレ悩まず「再会セックス」を愉しめばいいんだろうか?
けど画像やメールの内容ですごく人が変わってたって実際は会ってみない
とわかんねーもんなー。
でもあのきれいな胸、ヒップ、アソコ。
エロエロな発言・・。
ヤリテエ・・。




結論>
*ヤルのみ!!





・・・・エロ魔王じゃなくエロ猿だな。オレ(笑)。


再会セックス・・でいいんだろうか??①

2007-05-16 13:57:57 | Weblog
結婚生活が長くなるにつれ、過去に蒔いた種(関係を持った女性)も
枯れて(音信不通になって)いくもんだ。

ピーク時は常時二ケタいたセフレ達も、今はほぼゼロになった。
あの時のあの娘達はみんなそれぞれ幸せに暮らしてるだろうか?
なんて時々思ったりする。
そんな彼女達の中には、オレがもう忘れてる人もいるだろうな・・。
ちょっと悲しいけど。


この前突然オレの携帯にメールをくれたM・Mも、忘却の彼方にいた
セフレの一人だった。

「お久しぶりです。元気ですか?
もう○○さんのこと好きとか、忘れられなくてとかじゃないから安心
して下さい。ただふと思い出したからメールしただけです」

その女性とは、オレが若かりし頃ナンパで知り合った。
声掛けた日は連絡先を聞いただけだったけど、後日会って飲みにいって
セックスした。
当時のオレにとっては、ひどい言い方だけど一回ヤったらもうどーでも
いい相手で、その後結構連絡して来てたんだけどあまり相手にしてなか
った。

ただ、家が近かったのとあんまり頻繁にメールくれるから、酔っ払って
帰ってきてどーしてもヤリたい時だけ家に呼んで(もちろん深夜に突然)
ヤるだけヤって「とっとと帰れ」って帰らせてた。

そんな、たまーにヤるだけの関係を続けてるうち、彼女はだんだんと
変貌していって・・。
もともとちょっとそのケがあったのかも知れないけど、うつ病っぽく
なってしまって、変なメールをして来たりオレが留守中に玄関にプレゼ
ント置いてったりってことがあるようになった。

彼女が随分変わるまでオレも気づかなくてヒドい扱いをしてたんだけど、
自分でも「うつ病なの」とか言ってきたあたりでやっと気がついた。
(オセーよ!!笑)
オレはそーなってはじめて、彼女への接し方を変えた。

オレってひでぇことしてたな。もともとちょっと弱い性格の娘だった
んだ。って。

もうそれからは、もちろん夜中にも呼び出さないし彼女からメールが
来たらとにかく話を聞いてあげて、彼女が良い方向へ行くことを願いつつ
徐々に離れていった。

うつ病なのって言ったって、たぶんそんなひどいのじゃなかったのかな?
ワリと彼女も自立した感じで、自然とお互い離れてゆき音信は途絶えた。

ただ、その後2年くらいしてからまた久々にメールが来た。
その頃はオレもひでえことしてた時と違って、自分も結婚や仕事のことで
悩んだりして人を思いやることも随分覚えてたし、彼女には以前つらく
当たっちゃって申し訳ない気持ちがホントに強かったから、「ゼッタイ
会わない」(自信過剰っぽいけど、会ったらまた彼女が何度も会いたい
とか言ってくるようになったら、彼女にとっても進歩がないと思ったから)
って決めて、メールのやり取りのみに徹した。

当時の彼女はなんだか自分探しをしてるようだった。
向上心はとっても強いんだけど、まだ自分の方向も定まってなくて。
もともと内向的な性格だから、友達もそんなに多くもなく男との出会いも
少ないみたいだった。
だからオレにメールして来たのかどうかわかんなかったけど、自分のこと
をいろいろと近況報告したり、結構頻繁にメールが来てた。

オレも、夜中に呼び出してヤってただけの時とは別人のように丁寧に対応
した。
その頃はもう過去の一番アホだった頃とは随分違ってたし。
ナンパとは言え偶然の出会いで体の関係を持ち、オレに以前好意を持って
くれてた彼女に何らかのカタチで力になってあげたかった。

ただ、当時のオレの立場上もう会えないからメルトモとして、真摯に彼女
の話を聞いたつもりだった。

時々泣き言を言ってきたら、とにかく明るく元気になるようなことを返して
あげた。

今思えばあの頃も、彼女はちょっと精神的に病んでたのかも知れない。
でもオレもいろいろな経験をして、そういう人の気持ちも少しはわかるように
なってたし、人が明るくなるような振る舞いをしてこそ自分の人生も明るく
楽しくなるんだ!って言う志向を持ち始めた頃だったから、彼女から逃げず
見捨てず対応したつもりだった。

ま、最後はオレの当時のメルアドが変わっちゃうタイミングの時に
「メルアドが変わっちゃうからもう連絡取れなくなるけどとにかく明るく楽し
くやろう。君は今のままでも十分がんばってて素敵だし、ゼッタイ幸せになれ
るよ」って言って連絡を絶ったんだけど。

でもそれだって、彼女オレの家は知ってるし携帯のメルアドも番号も知ってる
から連絡の取りようはいくらでもあったワケで。
それでも向こうも一切オレにコンタクトして来なくなったから、彼女も少し
ずつ自分の道を歩んでいってるんだろうなあって感じで、オレもいつの間にか
忘れちゃってたんだけど・・。

あれから何年経ったっけ?
3年くらい??
もう忘れてても無理ねーだろって言うくらいオレらには時が流れ去った今頃に
なって、突然冒頭のようなメールが携帯に飛び込んで来たのだった。
しかも彼女「M・M」は思いもよらない変貌を遂げていたのだ!

(いつも長くなってすみません。②につづきます・・・)

結婚道

2007-05-07 15:42:54 | Weblog
ある人が、「結婚とは修行のようなものだ。」
「相当の覚悟で臨まないとエライ目に遭わされる」
って言っている。

オレは結婚してしばらくして、この言葉(本の中の言葉)に
出会った。
出会っておいて良かった!
それまでのオレは、結婚とはその行為自体が手放しで幸せなもの
って思ってた。
結婚すれば、みんな当たり前のようにそれまでよりも幸せになれる
んだって・・。

全く違った環境で育ってきたわがまま勝手な人間同士が、
急にひとつ屋根で共同生活を始めるワケだから、うまく行く
はずがないではないか、ってのがその人の言い分。

確かに。
ただ好きだの恋だの言ったって、実際一緒に生活すると相手は
180度変わる。

「お前、そんなノーメイクで無防備な姿見せなかったじゃんか!」
とか
「オレが朝早く起きて仕事行くのになんで寝てんだよー!」
とか
「オレは休日アウトドアを楽しみたいのになんでお前はインドア
ばっか好むんじゃー!」
とか・・・。

そんな不満を言ってたらキリがない。
相手だって自分への不満は上げたら枚挙に遑がないだろう・・。

だから、オレは結婚生活に夢や憧れを抱くのはやめて「戦に出かける」
くらいの覚悟を最初に持った。
で、どうするかって言うと、「相手をゼッタイに変えようとしない」
ってことに決めた。

上に列挙したような不満は、結局相手に期待して、相手を自分好みに
変えようとするから出てくるワケだ。
人は、人にちょっと言われたぐらいで今までの行動パターンや考え方
なんて変えられるモンじゃない。
だったらハナから相手を変えようと思うのを一切やめればいい。

そうすると、
「朝寝坊がお前の至福の時なんだな。じゃあ思う存分朝寝坊しな。」
とか
「家にいるときぐらいメイク落とさないと、肌も荒れちゃうもんな。」
とか言うセリフも出てくる。
そうすると、相手も自分も気分を害さないワケだ。
それどころか、相手も自分に対して思いやりをより深く持ってくれるよ
うにさえなる気がする。

この前も、出かけようとしてるうちに妻がどんどんグズになっていって、
最後には「やっぱ行くのやめよっかなー」とか言い出した。

その日出かけるのはもう何日も前から決まっていたことで、お前が行か
ないとオレ独りで行くことになり、他はみんな夫婦で来てるのにおかし
いじゃん!
しかもなんでいきなり言うんだよ!
って気持ちになった。

でも。
オレはムっとする腹を抑えて考えた。

(ああ、妻は最初から気乗りしてなかったんだ。
しかも行きたくない理由もわからないでもないな。
オレ独りで行ったって別におかしいことでもないし・・。
ただオレ自身がちょっと腑に落ちないってだけで、周りはなんとも思わ
ないだろう。
あ、そっか。
オレは今の瞬間、妻に期待してたぞ。
そして妻を変えようとしてたんだ。
ああ、あぶないあぶない。
ムリに相手を変えようとすることが一番イケナイことだった!)

と思って・・。

「うん、じゃあオレ独りで行くわ」

って普通に言えた。

(また再認識したけど、これが修行なのかも。ここで腹立てて
怒ったら修行はやり直しだったな。)

それで実際独りで行ったけどなんでもなくて、オレはオレでその日
を楽しんだし、帰ってきたら妻もゆっくりできたみたいでご機嫌だし・・。
オマケに妻からはご褒美をいただいたりして・・。
気がつけばその日は「不機嫌な日」になるのを免れたばかりでなく「最高
にラッキーな日」になっていた。

まだまだ修行は続くと思うけど、この日のような心持でいられるよう今後
も心がけたい。

人間は、考え方ひとつで上機嫌にも不機嫌にも簡単になれるし、結果幸せ
にも不幸せにもなれるんだって。

小さな出来事かも知れないけど、この「ラッキーデイ」をしっかりと記録に
留めたいと思った一日でした!

the ご対面②

2007-05-03 15:44:31 | Weblog
レイさんと衝撃のご対面を果たしてからかなりの日数が経過した。
それでも、オレは何故だかレイさんの顔は結構ハッキリ覚えていた。
オレの中で約1年築き上げられてきたレイさん像とは、実物はちょっと
違ったのだが、それからの経過日数がイメージと実際とのギャップを
きれいに埋めてしまったようだ。
今では、やり取りしたメールの内容を時々読み返して、実物のレイさん
がオレに改めて語りかけてくれてるかのように想像したりしている。
そうしていると、不思議と文章だけで見ていた時には気がつかなかった
仔細に及ぶことに改めて気づいたりして、レイさんに思わずときめいたり
してしまう・・・。


お互い仕事の合間に会った。
いきなり夜飲みに行こうってのも変だし、なかなかオレにも時間の制約も
あるしだから、ランチしましょうってことで。
レイさんもその方が気軽に来れるかな、とも思ったし。
オレが滅多に行くことのない出張先が、偶然にもレイさんの仕事場の近く
だった。(と言っても電車で30分くらいかかるところだけど・・)
オレはその仕事が決まるまで、まさかこんなに早くレイさんに会おうとは
思っても見なかった。
こうやって細々とメルトモしてるうち、いつかは会ってみたいなあって
言うのはあったんだけど。

なんせ相手は熱烈不倫中で、オレはただそれを聞いてるだけの関係。
二人で会ったところでオレらに恋が芽生えるハズもなく・・。
だったら会う意味ないじゃん、ってのが若かりし頃のオレの考え。
ところが今の、ちょっとだけ落ち着いたオレは、別にヤルヤラナイとか
じゃなく、レイさんって言うこの大人の女性に純粋にご対面して直接お話
してみたいって言う好奇心があった。
プラス、ホンネを言えばレイさんとのセックスにももちろん興味はあった
のは否めないけど・・。

ともあれ、オレはレイさんを思い切って(表面上はさりげなく)誘い出す
ことを試みた。
レイさんは、「一日考えたけど」って言ってオッケーしてくれた!
やったー!!

入念に待ち合わせを決め、午前中の仕事を滞りなく終わらせたオレは足早
に世紀のご対面の場所へ向かう。
気合入れすぎて10分くらい前に着いてしまったのだけど、その方が心の
準備もできていいやって思って彼女を待つ。
待っている間、通りすぎる女性みんながレイさんに見えてしまい・・。
「ああ、違った」と言うことを何度か繰り返していると。
横断歩道を小走りでこちらへ向かってくる細身の女性が。
「間違いなくレイさんだ」と心の中で叫んだ。

「こんにちは」
「すみません。ちょっと遅れちゃった・・」
上目遣いで言われた。
(う、予想通りきれいな人だ)

レイさんの会社の近くで会ったこともあって、ランチの場所もレイさん
にチョイスしてもらった。
個室の焼肉屋さんだった。
(さすがレイさん、シチュエーションをわかってるなあ。笑)

席に面と向かって座ると、さすがに照れくさかった。

オレ:「思ってた感じと(外見が)違うね」
レイさん:「どういう風に?」
「いや、なんて言うかこんなにきれいな雰囲気の人だとは」
「でもしゃべり方はやっぱゆっくりだね」
(オレはしゃべり方がゆっくりな女の子っぽい人がスキだって言ってて、
レイさんはほとんどの人にしゃべり方がゆっくりだって言われるなんて
言うやり取りが以前あったのです)

こういう時、どんな話題をすればいいんだろうか?
何しろお互い、誰にもしゃべったことのないような恥ずかしい体験など
を暴露し合ってたワケだから・・。
レイさんがどんなセックスが好きだとか、不倫相手とどういうセックス
してるだとか全部知ってるワケだけど、いきなり「で、最近セックスし
てる?」なんてアホなこと聞けねーし(笑)。

「仕事大丈夫だった?」なんて無難な話題から入るオレ。
でも少ししたら、だんだん打ち解けてきた。

「そういえば、オレが結婚してることも子供いることもみーんな知ってる
んだもんね・・・。」
「あははは・・」

レイさんは、ヤッテルことはすごいこと(不倫とか)ヤッテルんだけど、
とってもそうは見えないタイプだった。
おっとりしたしゃべり口調で、女の子女の子してる。
それで、聞き上手で良く笑う。笑うタイミングが絶妙。
狙ってやってもこれはできないと思うが・・。
オレの方が年下なんだけど、なんだか話題の主導権はオレにあった。
かと言って黙りこくってるワケでもなく。
適度に会話に絡んでくる。
こういう、でしゃばらず引っ込みすぎずな女の人にオレはめっぽう弱い。
レイさんについての事前知識がなかったら、コロっと騙されてるんだ
ろうな。オレ(笑)。
でも、全て知ってる上で会ったのだけど、それでも好感を持ってしまう
ような人だった。
オレ流に言えば、間違いなく「小悪魔」のジャンルに入ると思う。
これじゃあ、近くにいたらグイグイ引きこまれちゃってもムリもない。
レイさんの不倫相手もそんな感じでレイさんの魅力にヤラれちゃってん
だろうなー。
・・・でも、かなりうらやましかったりして・・。

メシはカルビハンバーグとか言うのを食ったんだけど、おいしかったん
だけど食ったんだか食ってないんだかわかんないうちに終わってた。
やっぱ、なんだかんだ言って緊張してたんだろうな。
デザートにいくつか選べたんだけど、オレはアイスコーヒーでレイさん
はシャーベットを頼んでた。
細かいことだけど、そういうトコも好きだった。
シャーベットってなんか女の子っぽいでしょ?え?んなこたぁないって?
そして、ご飯を全部食べないで残してた。(よく見てんなー。オレ。笑)
オレはもちろんご飯残すのはあんまし賛成ではないんだが、唯一あんまし
親しくない女性とデートした時に残されるのは許せる、ってゆーかポイン
ト高いのです。
「女性だから少食なんだな」みたいな。
「オレが食ってやるよ」とか言いたくなる。アホだねー。笑
結婚して妻が毎日ご飯残してたら「お百姓さんの気持ちを考えろ!」とか
わけわかんねえ説教たれるトコだけど。笑。
このシチュエーションは、ちょっとしたワケありの密会の場だから非日常
でいい。だからレイさんはご飯を食べきれないカヨワイ女性であって欲しか
ったのだ・・。

「オレ、実はランチってあんま好きじゃないんだよね。酒も飲めないし
一時間なんてアッと言う間に過ぎちゃうでしょ?でも今日はレイさんと
ほんの少しの時間だけど会えて良かったよ。折角ちょっと緊張がほぐれて
話が弾んできたとこで残念だけど、そろそろ仕事に戻んなきゃでしょ?」

って言ったら、シャーベットを勢いよく食ってちょっとムセてた・・。
「大丈夫?」
レイさん:「ふー。やっぱりムリだった・・。急いで食べなきゃって
思ったけど冷たくて・・」
だって。
「あはは。別にいいよ。レイさんの仕事の時間が心配なだけだから。
時間大丈夫ならゆっくり食べてね。」
こんな、ちょっと天然っぽい仕草もオレにとっては高ポイントだった。
オレのツボって変かな?笑

心臓バクバクの昼休み限定のご対面は、瞬く間に終了しようとしていた。
お店を出て別れ際、「また会ってくれれば会いたい」
って言ったら「ホントにぃ~?」ってお約束だけどうれしいリアクション
をしてくれた。
その時、ちょっと距離が近くて思わず抱きすくめたくなった・・。

あくまで冷静に、客観的に、こんな悪戯をしてる自分を楽しみたくて実行
に踏み切った今回のご対面だけど・・。
予想通りと言えば予想通りなんだけど、レイさんにもっと会いたくなって
しまった。
もちろん、恋をしちゃったとかハマっちゃったとかそんな次元ではないけど。
なんだかあのなんとも言えない独特の雰囲気・・。
会う頻度が増したら、結構危険な(オレがハマっちゃう)タイプの女性。
落ち着きを取り戻すために、元通りのメルトモに戻った方が良さそうだ・・。
でも、ちょっと間が空いたらまた誘っちゃうかも・・。
その時は、もうちょっと長い時間会ってトークしたいな。えへへへ