ラテン系hard ripper

波を愛するラテン男の日記です。

「逆」の法則!?

2008-05-28 15:34:02 | Weblog
「逆」の法則。
オレの中で、勝手につくった法則です。

例えば、お客さんにモノを売りたいって言うのは仕事してればダレでも
思うと思うんだけど・・。

オレが接客してて一番気をつけてることは、「売ろうとしないこと」です。
買いそうなお客さんがいても、こっちが必死になって売ろう売ろうとすれば
するほど売れたためしがない・・。
反対に、ぜんぜん脈がなさそうだけどとりあえず自分が惚れてる商品だから、
買ってくれなくてもいいけど「いい商品です」って心から言ったり態度に
現して、そのことだけでもう満足しましたってくらいの気持ちでいると、
逆に後で「買いたい」ってお客さんの方から来てくれる。

実績が伸び悩んで、売り込んでも売り込んでも売れない「スランプ」みたい
な時期って、あとで振り返ると必ず焦って必死こいてベラベラしゃべって
売り込んで、結果どんどん売れないスパイラルに陥ってたりする。

だから、いっつもお客さんに向かう前に「よし、売ろうとしないぞ」って
深呼吸してから臨むようにしている。


あと子育ても、そういうことが言えるように感じる。

子供がとにかく言うこと聞かなくて聞かなくて、それでムカついて怒鳴って
ムリヤリ謝らせて、抑えつけて言うこと聞かせて・・。
そうやってると必ずその次の日とかに同じこと(もしくはもっとひどいこと)
しでかすんだよね。

これもある時気がついたんだけど、もしかしてオレがぐじゃぐじゃ言えば言う
ほど子供って逆のことすんのかなって。
だから、試しに悪いことしてもギャーギャー言うんじゃなくて静かに言って
聞かせて、必要なことだけ言ったらあとは直ってなくてももう言わないように
してみた。

そうすると、いつしか子供を信じて許せるような気持ちになって。
結局、子供なんだから自分と同じレベルにはすぐはなれないんだし、オレが
子供の頃だってできてなかったんだし、こいつだって言われてわかんないワケ
ないし、何しろ自分の子供なんだからその子を否定するってことは自分を否定
することなんだって・・・。
こんなことを考えると、やっぱり多少聞き分けが悪いくらいで叱る気持ちに
なんかなれなくなり・・。
そうすると、おもしろいことに前よりずっとオレの言うことに耳を傾けるし
甘えてなついて来るようになる。

子供だって、信頼されてるってわかればあとはいっぱしの人間なんだから勝手
に良い方向へ進んで行くのかな?って。


オレの例に限って言えば、男女関係でもおもしろい成果(?)が出ている。

生まれつきの女好きの浮気性で、過去付き合った女性の数は少ないクセに、
付き合ってる最中の浮気遍歴は数知れず・・。
それが、唯一浮気を一切咎めなかった今の妻とのお付き合いの結果、あまりに
寛大に許されすぎて張り合いをなくしたかのように浮気根絶宣言までするに
至ってしまった。
これには当のオレ本人が一番ビックリしてるんだけど。
・・・よくわかんないけど、これでもし妻がガミガミ口うるさい人だったら
ゼッタイに浮気はやめられなかっただろうと思う。
ま、そんなだらしのない自分の性分を自慢げにここで書くこと自体、お恥ず
かしいんだけど・・・。


ところで、日本人は謙遜することが美徳のように思ってる部分があるので
同僚などの間で「売れても売れなくてもいいや」とか、「うちの子はできが
悪くて」とか言う人がいるんだけど・・・。
そうやって、少しでもマイナスの言葉を口に出すことはしないようにして
いる。
なにしろ言霊を心の底から信じてるので、堂々と「売りたい」とか口に
出して、でも態度でそれと逆のことをするようにしている。

だから、子供にも「いい子だね」「かっこいいね」「頭がいいね」などプラス
の言葉をどんどんかけるようにして・・・・。

でも、妻に対して「一生、ゼッタイに浮気しないからね」とはまだ言い切れ
ない中途半端なオレがいるんだけど(笑)。


サーフィン&仲間

2008-05-20 12:01:03 | Weblog
この前、ずっと前から世話になってる先輩から「久々に一緒にサーフすっか」
ってお誘いを受けた。

もう10年以上の付き合いになる。
この先輩は、オレよりも結構年上。いわゆるバブル世代の終わりかけって
言う年代かな?
はじめて会った頃は先輩も独身。
某大学のサーフィン部出身のバリバリで、実家も都心部のくせに何故か都内
に独り暮らし(女連れ込み目的がバレバレ。笑)して合コンやナンパに明け
暮れ、5マタ6マタをかけつつサーフィン(超うまい!!)に明け暮れる日々。
いっつも褐色に日焼けして、仕事中は男から見てもなんかデキル男風でカッコ
いいし、酒飲めばトークも軽快でおもしろいし・・。
背伸びしたい年頃のオレは、「先輩みたいになりてぇなー」ってずっと憧れ
てた。(そんなナンパ師に憧れてる時点でオレも終わってるってハナシだ
けど。笑)

そんな先輩も、社内外から超美女ともてはやされ憧れの的だった女性と結婚し
子供もでき、40手前の管理職。
仕事も脂がノってきて、会社と波乗りに明け暮れる爽やかな毎日を過ごして
いる。
・・・・ハズが、仕事は順調でがんばってるようだが、相変わらず少年の心は
失っておらず(笑)時々オイタしてるんだとか。

「この前さー、社食でバイトしてる娘クっちゃったよー。オッパイ超でかく
てさー。ノリノリなんだよ。」

とか、海に向かう車中でお得意のバカ話を披露してくれて。
その、あまりの変わらなさブリにある意味尊敬の念を抱かずにいられなかった
オレだった(笑)。

それで1ラウンド波に乗って、上がってポイント移動して波チェックしてたら
また別の先輩が、偶然一人で波乗りしに来ていた。

「おお~、久しぶり~」

この先輩も、相変わらず見た目ぜんぜん老けてなくて、六本木辺りではじけて
た頃と同じで。
ただ、お母様の介護生活でずーっと海に来れてなくて波乗りは久しぶりだと
のこと。

「いや~、まいったよ。ヘタに目離せないからさー。かみさんにも面倒かけて
る手前、波乗りどころじゃなくってさー。今日なんて超久しぶりだからウデが
上がんねぇよ。笑」

この話聞いて、自分もこの先輩達も若いつもりでいたけど、世間からしたら
もう立派なオヤジだなーって思った。

結局その先輩も合流して昼メシを食うことになった。
仕事とか給料とか、子供のこととか、話題は限りなくその辺にいるサラリーマン
の話題・・・(笑)。
がしかし、それぞれの近況がわかるといつまでもそんなシミったれた話は続か
ず、最近のサーフ事情のことやボードのこと、自分のサーフスタイルのことなど
などの話題に変わる。

この話題になると、みんな10代の頃から時が止まってるような感じ。

それでテンションが更に上がって結局、帰る予定だったもう一人の先輩と、
3人のオヤジサーファーは元気にもう1ラウンド、波を堪能することになった。


海の上では
「今の波、めっちゃくちゃ良かったじゃん」

とか。

「久しぶりの割りには乗りまくってんね~」

とか、キモいぐらいに(笑)声を掛け合って和気藹々に楽しむ。
こうして約3時間、至福の時を共にしたオレ達だった。


偶然会った先輩は、奥様との帰宅約束時間に間に合わなくなるからと先
に海から上がっていった。
元々先輩の友達だから、オレは間接的に知り合いって程度だったけど、
オレにもいつ会ってもワケ隔てなくフレンドリーに接してくれる。

親の介護のこと、それに疲れてる奥様への気遣い、仕事が毎晩徹夜続きだ
ったりしてハードなこと、給料のこと。
まさにどっぷりと中年の抱える悩みに直面してる先輩だけど、ちょっと
チャラい見た目と時々かます、中身のないおバカギャグは健在だった(笑)。

海の上では、お互いの今置かれている立場、抱えている問題など関係ない。
いい波があって、いい仲間と純粋に波に向き合う。
ただそれだけの空間を共有できる貴重な仲間に恵まれたことに、感謝!!




その後・・・

2008-05-13 12:03:15 | Weblog
Kちゃんとの決別を決心して以来、あっと言う間にまた歳月は流れた。

その後、オレは何度かKちゃんの残像に取り憑かれたように、衝動的な
行動に出そうになったけど、なんとか平静を保っている。

また「アホ」の繰り返しして、妻にイヤな思いさせて、自己嫌悪に陥る
のはもうゴメンだ!

って、この思いが一番ブレーキになる。

衝動も、ホントに衝動に過ぎないなって思うのは、なんとかブレーキ踏ん
で凌ぐとその後暫くは全く襲って来なくなるし、だんだんと衝動に駆られる
ペースも深さも落ちていく・・・。
ホント、こうやってKちゃんのことはオレの中でスッキリ浄化されてくん
だろうなって思う。
(Kちゃんには、ただただ申し訳ないと言う思いで一杯だけど・・・)


妻とのセックスのペースは、やっぱり以前より上がったかな?

変なうしろめたさがない分、自分の欲望にものすごく素直になれるように
なった。

今までは浮気相手だからこそできる、みたいなプレイとかってあったけど、
一応、浮気根絶宣言した今となっては、あらゆるパターンのセックスが、
妻のみとしかできない(ってゆーかしない)ワケだから、今まで以上に
ワイルドなプレイを妻に要求するようにもなった気がする。

Kちゃんとの時はこうしてたけど、それを妻にも求めてみようとかって。

妻はやっぱり女性だから、求められれば順応してエロレベルもまたどんどん
上がってゆくモンなんだろうか?
セックスの時に、今までにない「妖艶」な顔つきを見せることが最近よく
あるようになった。

セックスレスの夫婦だったらその逆で、進歩が無いどころかどんどん退化
して行って、「妖艶」さが失われてゆくんだろうか?

これからオレが、よしんばずっと一生浮気しないで、浮気で紛らわすような
性欲をどんどん妻にぶつけて行ったら、妻もどんどん限りなく成長して
行って、年齢を重ねて子供達が巣立っていくような歳になってもきれいに
輝いている女性でいてくれるのだろうか?
(ま、セックスだけが女性をきれいにするとは限らないのかも知れないけど)

今のところ、Kちゃんとの関係を絶ったことはオレを不幸にするどころか
やはりより多くの幸福をもたらしてくれているようだし、Kちゃんとも他の
女性とも、セックスしたくて耐えられないような状況にはならないので、暫く
(もしかしたらこの先ずっと)この状態を続けようと思う。


・・・・ま、そうは言っても未だに、街中や酒場でイイ女を見れば
「世界一イイ女かも」とかアホなことを思ってしまうオレなんだ
けど・・(笑)。