恥

仕事で恥を晒す。

カッコ悪い事である。

と、同時に何年経っても恥を晒さずカッコ良く、ってワケにはいかない。

順調に行ってて、オレは最強だ！みたくなってる時でも、ある期間それが続いたとしても、

どっかでつまずく。しかも、超初歩的なことで、だったりする。

それを、部下が見ている！

何人かいるけど、今回たまたまオレの隣に座らせてる20代の女性社員。

これからの人で、一番教え込まないといけない人だから、隣に座らせて見させて、指導して

いる。いろいろとアドバイスしたり時には叱咤激励している相手だ。

黙っているけど、オレが失敗したことはわかってるし、彼女なりに何等か感想は持っている

はずである。

まあ、初歩的なミスって言ってるけど、オレならこうするんです、みたいな事をやってたま

たまうまく行かなくて、それが社長である兄貴の考えにそぐわなかったから、過剰に反応さ

れて余分に怒られて・・・って部分もあったけど。

でも、それ含めて全部自分に責任があって、細かい事ながら社長に断りもなく独断でやって

しまった事だから、自分の不徳の致すところである。

まずは兄貴には、カッコつけずにどうしてそういう事をしたか、ワケを話して、それをした

事の愚かさを今度は社長からひとつひとつ指摘され・・・・。

本当にカッコ悪いし逃げ出したい気持ちもあったけど、反面では「これが今のオレの実力だ」

って、素直に認めて「これに腐らず、これを糧にもっと上へ上へステップアップしていけば

いいじゃねえか！」って逆に燃えて来た。

こうなったらとことん恥をかいて、嫌な思いを味わうべし！それが大きければ大きい程、次

同じ事はしなくなるし、スッキリして切り替えて仕事に打ち込めるハズである。

だから、部下にも洗いざらい今回の顛末を報告（？）して、「オレのようなミスはしない方が

いいよね。」って、カッコ悪い姿をさらけ出した。

ミスった事で、もう一回部下達が普段やってくれている事への感謝の念も沸々と沸いて来たし、

なにげないお客さんとのやり取りも、今までよりも丁寧にと言うか、ありがたみを感じながら

するようになれた。

まあ、何度も経験してるつもりでも、うまく行ってると思いあがるのが人間だと思う。

頭では、「ここで調子に乗っちゃいけない」って思っててもどこかいつもと違うんだと思う。

その為に、神様が「お前、ちょっと調子こいてんだろ。」ってお灸をすえてくれるのかな？

ありがたい事に、オレを叱ってくれる兄貴も決して感情的にならず、オレを愛してくれてるから

あえて言いたくないけど言う、って言う雰囲気が、言わずもがな伝わってくるし。

恥をかくことは、その時はものすごい嫌な事だけど、長い目で見た時には、人間は恥をかくから

大きくなれるのであって、恥をかく事を恐れてアンパイばっかりチョイスして当たり障りなく

なっちゃったら、それまでの人で終わっちゃうんじゃないかな？

少なくともオレはそう思ってるから、今回恥をかいた事でまたひとつ成長できたと思って恥に

感謝している。

って、何か月ぶりの更新でクソマジメに語っちゃってる40代（笑）。

レイちゃんとはお陰様で順調で、益々大きな愛を育みつつある今日この頃です。

また、エロい記事も書きたいと思います。いつも閲覧して下さってありがとうございます！