ラテン系hard ripper

波を愛するラテン男の日記です。

子育てのこと

2006-11-01 14:16:29 | Weblog
あ~、このエロエロブログには不釣合いな記事のタイトル!(笑)

こんなエロなオレが「子育て論」をえらそうに語っちゃうワケ???



・・・・・って、みなさまご安心を。
お気楽ラテン人なオレですから。
子育てについても超お気楽な姿勢でのぞんでおりますので。

オレにはほんと、えらそうに人に語れるような子育て論なんてないのです。
いたってシンプル。
ひとことで言えば、子供に対して言いたいことは「自由に個性を伸ばして
生きろ」
これだけですね。

うちの子供はまだちっちゃいんだけど、最近は(昔っからそうかな?)教育
熱が高くて、小さいうちから英語のアニメみたいの見せたり、いろんな教材
を使って物心つく前から教育してる人も結構いる。
うちと同世代の子でも、親の考え方ひとつで超教育熱心なトコで育てられて
今から勉強みたいなことさせられてる子もいれば、うちみたいに超無干渉主義
もあれば、ほんとにイロイロです。

オレは自慢じゃないけど、生まれてこのかた親から「勉強しろ」って言われた
ことが一度もないのです。
それでも、自分で必要だと思ったときは必死で勉強した。
大学受験なんか、とにかく大学に入って遊びたい一心で並々ならぬ集中力を
発揮してたと自分でも思う(笑)。

親からは一言も勉強を強要されなかったオレだけど、予備校すら行かずに一人前
に大学を出て、それなりの会社に就職もできた。(その後会社辞めたけど。笑)
その道ってのは、親からは何一つあーしろこーしろとは言われず、全部自分が
「したい」と思って選んだもの。
自分が入りたくて入った会社だったから、辞めるのにもちゃんと自分に考えがあ
って全部納得づくでできたから、オレは本当に幸せ者だ。

だからか、自分も子供に対しては同じ態度で接しようと思ってる。
そりゃ、子供が中学・高校ってなるにつれまわりとの比較もあるし、成績優秀で
あってくれるに越したことはないけど、「勉強しろ」って言うのは子供がいい
成績とったら結局親が見栄張れるからムリヤリやらせてるようで、なんか嫌な
のです。

小学生になる前から英語勉強させて、しゃべれるようになったからってナンボの
モンなんですか?って。
中学に入れば義務教育で教えてくれるワケだし、英語が好きな子ならそれで充分
しゃべれるようにもなるだろって。
逆に嫌いなら、ナンボ0歳から教育したって益々嫌いになってくだけだと思うん
だけどな。

そんなこと教え込むんだったら、もっと人間としての本質的な部分を教えてあげ
るのが親の義務なんじゃないかなって思う。

朝起きたらおはよう、ご飯食ったらご馳走様、人には親切に笑顔を絶やさず接し
て、きれいな言葉をしゃべって、人を妬まず裏切らず、正直にまっすぐに生きて
笑って・・・・って、できそうでできない重要なことがいっぱいあると思う。

ま、それもやって英語も教えてるんだよって言う親の方からすれば、オレん家は
お気楽でいいねえってことになるのかも知れないけど(笑)。

人間誰しも、人から「何々しろ」って言われるのは嫌いなはずですよね。
子供だっておんなじだと思う。
親だからって、子供の人生にあれこれ指図する権利なんてないと思う。
人生経験が豊富な分、アドバイスはしてあげられるかも知れないけど、それだっ
て親がどんなにこと細かく口で説明したって聞きやしない部分も多いと思う。
結局、自分で経験して学んでいくしかないんだから。
勉強してなくて、「あああの時勉強すればよかった」って後悔するのも自分だし、
そう思えば次からはきちんと勉強するようになるんだろうし。

だから子供にはこれからも、強要せず過剰な期待せず、で行こうと思ってます。
お前はオレの子供なんだから何やっても大丈夫だろ。みたいな。
ただ、シアワセにはなって欲しいと心底思います。
子供のことを考えると、何故か涙ぐんじゃう(おかしいかな?笑)くらい愛おし
くてカワイイですね。

うちの親は、「好きにしろ」が口癖でした。
「お前がやりたいことをやれ」って。本当に信頼してくれてたと思う。
自分が親になったら、なかなか言えることじゃないなあって、はじめてあの言葉
のありがたみを噛み締めてます。

オレも、子供に望むことはとにかく健康で、シアワセになってくれることだけだ
けど、子供が「何かしたい」って言ってきた時に応えてあげられる財力だけは
確保しといてやりたい。
金がないからガマンしてくれ、とだけは言いたくないです。
何かしたい、その内容は「犯罪」以外だったらなんでもいいですよ。
オカマバーを開きたいでも、日本一のAV監督(女優?)になりたいでも。

人間にはみんなにそれぞれ、その人にしかない個性ってモンがあるから、将来
のいろんな可能性に対して間口を狭めたくはない。
だから、勉強しろ勉強しろって、まるでそれだけが正当なことで、漫画が好き
だから漫画ばっか書いてることがあったとしたら、それはダメとかって言っち
ゃったら折角の才能がつぶれちゃうかも知れないでしょ?

こう、決めちゃうと子育てなんて悩まないと思うけどな。
あ、でもこれってやっぱ今の世の中からしたらちょっとノンビリし過ぎな考え方
なのだろうか?
うちは幸い、妻もだいたいオレとおんなじような考えしてくれてるから助かりま
す。
子育てについては、夫婦でも意見が分かれたりすることも多いですからね。
この「お気楽子育て論」はとにかく楽です。
家庭でも「笑い」が増えるし。

・・・・ま、でもそれも、家庭によって違うのも当然。
オレの子育て論を人様にも「ゼッタイいいから!」とかって強要するつもりもな
いです。
これも、「お気楽」精神を平穏に保つ為の秘訣かな?

こんな感じで自分がイイおっさんになったら、子供に素敵な女性紹介してもらお
うかな。なんて(笑)。