『ホテルから歩いて3分
シーサイドホテル〇〇』
ホームページはホテルと海の
コントラストが素晴らしく
興味をそそられた
海好きな私は早速予約する
久しぶりのシーサイドホテル
気持ちはワクワク
当日駅からタクシーでホテルへ
「ここが〇〇ホテルです」
タクシー運転手が手を
かざす先を見たホテルに
私は絶句しましたね
えっ?ここ?ホームページと
違う感じ、いや違いすぎやん!
入口は暗くて中が見えない
玄関を手で開けると
突き当たりにフロント
らしきものがあるが誰もいない
しばらく近くの椅子に座っていると
暗闇から腰を曲げたおばあちゃんが現れた ぎゃ〜❗️
どう見ても80代、
私、TVのドッキリじゃないかと
疑いどこかにカメラ仕掛けてない
かと周りをキョロキョロ
このまま逃げようと本気で思った
が、ホテル代が惜しくて
(ビジネスホテル並の料金)
宿泊したけど
笑わないおばあちゃんの顔が
浮かび不気味で睡眠不足
翌日の支払の領収書は
茶色半紙印刷で
「はいどうぞ」だけ
笑わないおばあちゃんに
一礼して一目散にホテルから
逃げるように出たわ
この話を友人、家族にすると
「それ、本当にあった話?
創作してない?」て
信じてくれない
ほんとにあった話なんだってば