東村山市のリサイクルセンター調査特別委員会の第一回委員会が開かれました

2010-02-10 12:20:25 | 秋水園リサイクルセンター

東村山市のリサイクルセンター建設計画についての調査特別委員会が設置され、
初の委員会が2月8日開かれました。
市民が参加する同検討会での議論が先行しており
その議事録も参考として勉強させていただき、委員会に臨みました。

リサイクルセンター建設の事業は
環境省の、3R推進交付金制度『循環型社会形成推進交付金」を活用して進める計画です。
環境省のHPから、この事業の要綱などを手に入れました。
曰く「3R(リデユース、リユース、リサイクル)を総合的に推進するため」のもので
交付申請には、循環型社会形成推進地域計画の作成が義務付けられています。

東村山市の対象施設は、リサイクルセンター建設だと環境省の担当者に申し上げたところ
「マテリアルリサイクル推進施設 に当たります。」
と教えていただきました。
強度な横文字コンプレックスの私ですから「分かりました」とは言ったものの、
分からなかったので調べると

 ごみを原料として再利用すること。日本語訳(直訳・意訳)で「材料リサイクル」「材料再生」「再資源化」「再生利用」などといわれることもある。具体的には、使用済み製品や生産工程から出るごみなどを回収し、利用しやすいように処理して、新しい製品の材料もしくは原料として使うことをさす 
と言うことが分かりました。
明日にはまた忘れてしまうかも・・・

環境省HPの関係のページには
全国のモデル地域が掲載されていましたが
そのモデル地域のごみの再資源化と最終処分量の目標数値は
おおむね高く設定されていました。

さて、当東村山市の地域計画はどうなっているのか
我々市民にはその中身は知らされていません。
リサイクルセンター建設が計画され、環境省の交付金を申請するというのなら
その申請に必要な書類の全てを明らかにしなければ議論が出来ないことは自明の理です。

一昨日の委員会でその資料を請求したところ
申請中で結論が出ていないので・・・と言うのです。
これが出てこなければ、リサイクルセンターの規模も、その計画でイイかも議論できません。

次回までにきちんとこれが資料として提出されることを強く要望しておきました。

具体的な議論はこの次に報告します。


差別は大人が作り出すー成田真由美さんの講演に賛成

2010-02-09 13:46:26 | Weblog
2月7日 東村山市いのちとこころの教育週間
心豊かな子どもの成長を願う市民の集会が開かれました。

一部は あしたにトライ と題して 成田真由美さんが講演
二部は 市立中学生による合唱と生徒会活動の報告でした。

成田真由美さんの講演は、大変感銘を受けました。
彼女の話は数回聞かせていただきましたが、
決して 単なるサクセスストーリーではない
生を受けて、今に至る様々な困難の名から
どのように希望を見出し、自分を生かす道を見つけてきたか
そのために 周りの理不尽なことにどのように闘って(?)来たか
その目標が、オリンピックであったということ

同時に、その生き方の中で遭遇した
いわれのない障がいのある方々への根強い差別と思いやりのなさ
見た目で判断して 一方的に避難をする社会のあり方
障害があるがゆえに、その行動を逐一事前に通告をしなければ
自分らしく行動できない、当然の支援を受けられない理不尽さ
こうしたことを、私たちに明るく、気づかせてくれました。

二部の 子どもたちの取り組みも発表され
各生徒会が、がんばっているな~と感心しました。


東村山駅西口エスカレーターの屋根についてご質問いただきました

2010-02-04 10:47:29 | 東村山駅西口再開発
東村山駅西口の「ペデストリアンデッキに何故屋根が付いていないのか」との御質問をいただきました。

設計では屋根が付いていました。
昨年9月1日に覆いがとれてはじめて屋根が付いていないことが分かりました。 後に、建築許可の申請時、このペデストリアンデッキ、エスカレータの公共性が問題にされ、
西口の工事が一層遅れることを恐れ、屋根をはずして建築確認の申請を行ったということが判明しました。
従って、完成後許可を取り屋根をつけるよう鉄骨を組んだというわけです。
確かに不格好ですよね!

完成後すぐに野口の住民の皆さんと、所管に対し、早く屋根を付けるようお願いしました。
今日(2/4)改めて所管にお聞きしたところ、
「今現在、構造計算のやり直しを21年度中に専門家に委託し、
その結果で22年度中に屋根をつけたい」ということでした。
何故、今頃構造計算?
H19年に、姉葉の問題で、建築基準法が変わったからだそうです。

ペデストリアンデッキは道路です。
道路への建物の建築は禁止されています。
しかし、公共の利便に供する物なら、許可を受けて建築することが出来ます。 当のペデストリアンデッキは、申請の際、既に西武鉄道の階段と、エスカレーター、エレベーターへのアクセスに立派な屋根が付いていましたので、
どちらかと言えばビル専用に見え、一般の通行の利便に供するとは見えなかったのではないでしょうか?

東村山市は、完成後通行量調査などを行い、一般住民が、通勤などで利用しているという実態を数値にして、申請の客観性を証明しました。
その結果現在の構造計算のやり直しと言うことなのでしょう。

市民の利便と安全を考えた場合、
いまや屋根の設置は急がなければなりませんが、
また、ここにお金がかかるのかと思うと、
一体この再開発に止め処があるのかと疑いたくなります。

まだ、行き止まり道路の延伸や、都市計画道路の建設などこれに付随する事業として実施すると言っていますから、
市民の福祉や暮らしの予算を後景に追いやり、市民負担を増やすことにならなければいいが・・・と思っています。

東村山市で、東村山駅西口再開発のフォローアップ調査中

2010-02-02 18:58:58 | 東村山駅西口再開発
先日東村山市のホームページを見ていたら
東村山駅西口の駅前ビルの文化スポーツ施設の事業後の評価を補う
フォローアップのためのアンケートが掲載されていました。

昨年の12月議会で、まちづくり交付金事業の事後評価について質問を行い、
既に行われた、事業評価に関するアンケートが、事業が未完成なのに
施設の図面を示して、スポーツ・レクリエーションの満足度を図っていた事に関して
その真意を質し、

同時に、既に行われた評価のためのアンケートは
国土交通省が、その費用、市民一人当たりの費用も明示して
それを投入することの是非についても問うべきと
調査のモデルを示していたのに対し

再開発の初めからそんなものは一切行われていないこと
事後評価も、それを問うていないことの問題点を指摘し
フォローアップでは費用を明示するべきと
その実施を求めたのですが
今度のアンケートの設問にもそうした項目は一切ありませんでした。

21項目のアンケートのうち
回答者自身のことを問う項目が 6項目
スポーツ・レクリエーション環境についての満足度と理由を問う項目が 2項目
再開発ビルにスポーツジムがあることを知っているかなど新施設に関する項目が 6項目
東村山駅西口が良くなったと思うかに関する問題が 7項目
となっています。

東村山駅西口再開発にお金が幾ら掛ったかも
今後、市が購入した施設の運営費が幾ら掛るかも
肝心な情報を明示しないまま調査を行っているのです。
これでは、感覚的な調査にならざるをえません。

結果がどう出るかわかりませんが
いずれにしても、この調査の信憑性が問われるのではないでしょうか?

鳥の名前教えて下さい

2010-02-01 20:11:14 | 自然
奈良の平城京跡、朱雀門のそばの芝生の上に
二羽の野鳥がいました。

初めは 見たことない鳥なのでびっくりして
コンパクトのデジカメで 望遠で撮ったのですが
パッと見て イカル? と思いました。

でも、帰ってきて 図鑑で見たのですが違っていました。
因みに、日本の野鳥と言う山渓の写真集で探したのですが有りませんでした。
ピントの合わない写真ですが掲載します。

お分かりの方は
ぜひ この鳥の名前を教えて下さい。




いつか図鑑で見た気がしているのよね~

秋水園騒音対策に既に4231万円を使っていた=これって無駄遣いになるの?

2010-02-01 11:07:32 | 秋水園リサイクルセンター
東村山市の中間ごみ処理施設秋水園には、
可燃ごみの焼却施設(煙突が目印)


リサイクル家具などを修理するトンボ工房


不燃ごみやびん缶などのストックヤード(写真右側)

があります。
写真右側のその後ろが旧西武グランドで
現在は戸建て住宅が建設され住民が移り住んでいます。

秋水園へのリサイクルセンター建設計画の理由の一つに、
その近隣住民への騒音対策というものがあります。

市長が検討会議で
「近隣住民から騒音問題で訴えられるということもあるかもしれない」
だからリサイクルセンター建設を進めるのだという意味の発言をしています。
議事録を見ながら え~ と思いました。
と言うのは、市環境部(当時)は、秋水園隣接の西武グランドが売却され、
宅地開発が行われた際、隣接地との騒音防止のための緩衝帯だといって
宅地開発地に隣接する土地の一部を
H19年度に4231万円をかけて購入し、
そこに約10mの高さのフェンスを設け、
近隣住民が使用できる広場にしてあるからです。
下の写真がその緩衝帯です。反対側にストックヤードがあります。


今、リサイクルセンターの建設が近隣住民対策だと言うなら
東村山市は、4200万円余の無駄遣いをしたことにならないですか?
一体リサイクルセンターは誰のために、誰が計画をしたのでしょうか