公共施設の豊かな林をバッサリ! 

2010-02-25 22:42:06 | 話題




上の写真は、東村山市の青葉町多摩北部医療センターの貴重な緑が伐採された様子です。
今日、近くを通って気が付き、写真を撮りました。

なんで豊かな林を切り倒すのか
3・4・11号線と言う 大きな道路を作るためです。
東村山市の所沢境から東久留米境まで、市内を貫く大型道路が
多摩北部医療センター内のみどりを破壊し、二つの老人ホームを分断します。

この道路、2~3年で完成する道路ではありません。
実は、住宅地を貫くために立ち退き、用地買収など
今後、完成まで何年かかるかわからない道路です。
なのに、用地買収の必要ない、都有地に真っ先に道路を作り
近隣の住宅地の買収対象の方々にあきらめさせようと言わんばかりです。

東村山市は、この都有地のみどりを保存するために努力すると
議会で、たびたび答弁してきました。
それなのに、共産党のみどりの伐採でしか作れない大型道路は建設を見送るよう都に要求してもらいたいという願いに
都市計画道路は必要だからこちらからお願いしたと言うのです。

本当にこれでいいのでしょうか?
この森、林を住処にしていた鳥や虫や木々や花やその他の生き物は
この森を日々の癒しの場にしていた 人間はどうなるのでしょうか。
キンラン、ギンランが咲き、観察した場所が伐採されていたのです。

見つけた時、心臓がドキンと大きくなりました。

予算書とにらめっこしています~パート1~

2010-02-25 02:02:11 | 東村山市の政治、議会
昨日、議会が始まりました。
新年度予算を決める議会です。分厚い予算所と毎日にらめっこしています。

今度の予算をどう見るか

●市税は市民のくらしのバロメーターです。
その収入は毎年毎年落ち込み、市民のくらしの困難さを物語っています。
市民一人当たりの税額は
 H20年度 13万5137円 100%
 H21年度 12万6119円  93・3%
 H22年度 11万5171円  85・2%
法人税一社当たりの税額は
 H20年度 29万3065円 100%
 H21年度 27万8998円  95・2%
 H22年度 19万7800円  67・5%

H20年度を100とした時の税収の割合は上のとおりです。
市民はこんなに所得が減っている中、必死に納税をしているのです。
このお金は市民の暮らしのために優先して使わなければダメでしょう。

●税収の落ち込みを、借金で賄う体質が定着し危険です。
この間、赤字債の発行を国に強制されてきました。
H22年度は、普通建設債の発行額よりも、財源対策の借金のほうが多くなりました。
新年度の赤字債は、
 臨時財政対策債 23億 100万円
 退職手当債    7億1300万円
この赤字債の発行額はH21年度より76・7%も増えているのです。

さらに問題なのは、お金がない、市税が落ちていると言いつつ、
不要不急の大型道路建設に1億1240万円の借金をすることです。
借金は子どもたちへのツケですから、
精査するべきです。