東村山駅西口エスカレーターの屋根についてご質問いただきました

2010-02-04 10:47:29 | 東村山駅西口再開発
東村山駅西口の「ペデストリアンデッキに何故屋根が付いていないのか」との御質問をいただきました。

設計では屋根が付いていました。
昨年9月1日に覆いがとれてはじめて屋根が付いていないことが分かりました。 後に、建築許可の申請時、このペデストリアンデッキ、エスカレータの公共性が問題にされ、
西口の工事が一層遅れることを恐れ、屋根をはずして建築確認の申請を行ったということが判明しました。
従って、完成後許可を取り屋根をつけるよう鉄骨を組んだというわけです。
確かに不格好ですよね!

完成後すぐに野口の住民の皆さんと、所管に対し、早く屋根を付けるようお願いしました。
今日(2/4)改めて所管にお聞きしたところ、
「今現在、構造計算のやり直しを21年度中に専門家に委託し、
その結果で22年度中に屋根をつけたい」ということでした。
何故、今頃構造計算?
H19年に、姉葉の問題で、建築基準法が変わったからだそうです。

ペデストリアンデッキは道路です。
道路への建物の建築は禁止されています。
しかし、公共の利便に供する物なら、許可を受けて建築することが出来ます。 当のペデストリアンデッキは、申請の際、既に西武鉄道の階段と、エスカレーター、エレベーターへのアクセスに立派な屋根が付いていましたので、
どちらかと言えばビル専用に見え、一般の通行の利便に供するとは見えなかったのではないでしょうか?

東村山市は、完成後通行量調査などを行い、一般住民が、通勤などで利用しているという実態を数値にして、申請の客観性を証明しました。
その結果現在の構造計算のやり直しと言うことなのでしょう。

市民の利便と安全を考えた場合、
いまや屋根の設置は急がなければなりませんが、
また、ここにお金がかかるのかと思うと、
一体この再開発に止め処があるのかと疑いたくなります。

まだ、行き止まり道路の延伸や、都市計画道路の建設などこれに付随する事業として実施すると言っていますから、
市民の福祉や暮らしの予算を後景に追いやり、市民負担を増やすことにならなければいいが・・・と思っています。