昨日と全く同じ。朝~日中は晴れていて3時台に強い雨。
宮古苧麻積み保存会が島内各地で実施している教室の
研修生が積んだ苧麻糸展示会が市伝統工芸センターで
開催されているので見学してきた。
苧麻糸は代表的高級織物・宮古上布の素材。
イラクサ科の多年草で,ブーとも呼ばれている。
その昔この織物は琉球王府への租税品であり,島では
村番所(役所)敷地内で徹底管理のもとに生産されていた。
なので村番所をブンミャー(糸・積む・屋)とも呼ぶ。
会場での展示糸は結構な数で,研修生が多いのだなあと
思った。またベテランの方たちが糸繰りの実演なども
されていた。
苧麻の葉型による品種差やそれによる糸色の違いも紹介
されていて,私的にはこちらの方が興味深かった。
意外と型があるようで…赤A,青Cなど…,遺伝的な
ものなのか栽培条件で変わるのか,収穫時期でも違いが
出てくるのかは学習してこなかった。
センター内には宮古上布の歴史紹介,織物・民芸品の展示,
販売コーナーなどもある。
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<その前に>
晴れていた朝 月と金星 06:43
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[展示会場など]
会場内
研修生の成果 葉型と糸の例
いろんな色が
左 :赤ブー 右:青ブー 左:経(たて)糸 右:緯(よこ)糸
実演中
センターの横庭に苧麻 宮古上布創製者 稲石記念碑
今日の訪問地