公明新聞創刊50周年を記念する講演会に参加。劇作家の山崎正和氏(写真)が「活字文化と公明新聞の役割」と題して講演されました。
(以下は公明新聞から転載)
公明新聞創刊50周年を4月2日に迎えるのに先立ち、東京都新宿区の公明会館で28日、記念講演会が開催された。劇作家の山崎正和氏が「活字文化と公明新聞の役割」と題して講演し、公明党の山口那津男代表、井上義久幹事長をはじめ、各県本部の機関紙購読推進委員長ら議員、党員の代表が参加した。
冒頭のあいさつで山口代表は、公明新聞の50年の歩みの中で、維持・発展に尽力し、支えてくださった関係者に敬意を表す一方、「公明党が国民生活の現場から実態をつかみ、政策として実現・実行する役割を絶えず果たすため、公明新聞の価値はますます重要になってくる」と強調した。
記念講演で山崎氏は、公明新聞と他の政党機関紙を比較し、日刊紙として政党と議員の日々の活動や政策を報道するだけでなく、文化欄に「裾野が広い良識派の筆者が登場している」と述べ、充実した紙面を評価した。
さらに山崎氏は、IT(情報技術)時代における新聞と政党の役割に言及。ブログやツイッターなどの電子情報メディアが若者の間を中心に普及したことにより、個性や責任が見えない短文の情報が飛び交い、感情的な批判が横行する現状を「社会の表面的な風潮に押し流されやすくなっている」と指摘し、「物事をじっくり考え、建設的な提案を交わすため、新聞や書籍という活字文化が重要だ」と述べた。
その上で、今関心を持つべき事柄を編集者の責任で選んで掲載し、読者に提供する“紙媒体”としての新聞を「IT時代であればこそ重要になっていく」と強調。国会開設や普通選挙実現などの歴史的な出来事を振り返りながら、政論(政治の論)を語る新聞と、政治を実行する政党の密接な関係にも触れ、「公明新聞が公明党という行動する組織と結びついているのは新聞の歴史の中でも極めて自然な現象だ。一般国民に政論の方針を与え、選択の材料を提供する質をますます高めてほしい」と要望した。
このほか、山崎氏は、持続可能な社会保障や、清潔な政治の実現に向けた公明党の取り組みに期待を寄せた。
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