言わなければよかったのに日記

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山江の花まつり

2022年05月09日 | 歴史探偵

 昨日は旧暦4月8日・・灌仏会(花まつり)でした。お釈迦さまの誕生日です。昨今の日本の風習から遠ざけられてしまった年中行事の一つです。今は何故かしらキリストの誕生日を盛大に祝うようになった民族です。確かにお釈迦さんも日本人ではない外国の人だから見捨てられたのかもしれませんし、長い間、キリスト教を禁止していた償いから今になってキリストを年に1度崇めているのかもしれません。

 廃れようとしている花まつりがあったので出かけてみました。まずは、味園の空月院。

     

 昨日紹介したお堂です。民家の後ろに建てられている仏堂なのでよく見ないと誰も気づかずに通り過ぎてしまうところです。ここの主尊は(三方荒神像)です。何故かしら誕生仏があって昔から個人で甘茶を続けておられます。戦後すぐ頃は鶴田から露店さんも来て賑わっていたそうです。

 

 午後から城内:西福寺に行きました。このお堂では7名ほどで番しておられました。花御堂もたくさんの花で飾られていました。この地区ならではの住民一体感を感じられました。花御堂の中の誕生仏と本尊の阿弥陀仏を一緒に撮ってみました。ここの阿弥陀仏はとっても立派な造りです。

     

 

 

 それから高寺院に。コロナ禍の中で柄杓で甘茶を飲まないようにして紙コップで飲ませてもらいました。花御堂の脇には除菌剤も置かれてありました。時代がわかる様子だったので一緒にパチリ! また、ここには誕生仏が2体。1体はずいぶん前に花まつりをしなくなった岩ヶ野堂のものです。

       

            

 番慶の三川さん堂にもいきましたが実施されていませんでした。一丸智山堂も中止でした。下城子堂も去年、継続不可能ということで花御堂と誕生仏を資料館で受入れました。昨日は資料館玄関入口の所に出してきて来館者の方に見てもらいました。来年は山江の花まつりをもっと盛り上げるためにもう少し頑張って飾ろうと思いました。

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