かずぴょんだらだら人生放浪記

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花蓮・海洋公園まで往復する(交通紹介)

2009年08月22日 12時00分00秒 | 台湾旅行記
台湾3日目は、台湾東部の花蓮にある海洋公園へと向かいます。今回特急列車で向かおうと日本出発時にインターネットで予約をしますが、土曜日な事もあり軒並み満席でやっと取れたのが8時45分発の自強号でした。ちなみに新幹線と違い台湾鉄道のネット予約システムはかなり不便で、2週間前から予約が出来るものの引き換えは3日以内かつ出発の前日までと旅行者には厳しいです。列車番号を入力しクリックすると確認画面なしにいきなり予約完了してしまうので驚きます。私達は前日の朝、台北駅の窓口にプリントアウトした紙を見せ発券して置きました。

ホテルは台北駅のほぼ目の前なので、発車時刻20分前位にホテルを出発しました。8時台の台北駅構内はお弁当屋さんも開店していました。弁当にコンビニで飲み物などを買い改札へ向かいます。

地下の新幹線改札の隣に台湾鉄道の改札があります。

乗る列車の番号と電光掲示盤を見てホームへと向かいます。

車内は結構綺麗です。MRT(地下鉄)と違いこちらは飲食自由ですので、弁当を食べながら花蓮へ向かいます。ここから約2時間半列車に揺られて行きます。座席は満席で立ち乗りの人も結構居ました。

車窓は都市から山へトンネルを越えると海沿いになり、私はいつの間にか爆睡モード突入で気が付けば花蓮到着です。

11時16分に花蓮駅へ到着しました。ここから路線バスで海洋公園を目指します。花蓮で一番有名な観光地と言えば太魯閣渓谷(タロコ渓谷)です。私達は真逆の方向にある海洋公園行きのバス停を探していると、次から次に「タロコまで乗せて行きますよ~」と上手な日本語で客引きがしつこくやって来ます。海洋公園に行くから結構ですっ!と断ると「海洋公園なんてつまらないよ!」とまで言って来る始末です。「余計なお世話なんじゃ~!」と激怒してしまいました…嫁が(笑)。

花蓮駅を出て右手方向にバスの切符売り場がありましたので、海洋公園までの切符と少しお得な前売り入場券も買って置きました。バスの時間を聞くと12時との事で30分程座って待ちました。本数がかなり少ないのでバス利用は要注意です。ちなみにバス片道39元、タクシーは約350元位掛かります。

定刻にバス到着です。なんと「成功」行き。なんとなく縁起が良いぞー!バスは観光バスタイプで立ち乗りになる位乗車人数が多かったですが、海洋公園に向かう前に市内で降りる人が結構居ました。下車場所が不安なので乗車時に海洋公園で停まって下さいとお願いしましたが、家族連れがたくさんいましたので杞憂でした。

花蓮駅から約40分で海洋公園に到着です。海洋公園の模様は別の記事を参照して下さい。

ここから海洋公園からの帰路編になります。まず往路でバスを下車した時に辺りを見回すも帰りのバス停が見当らなかったので、海洋公園のインフォメーションでバス停を聞いてみました。すると道路を渡ってここら辺ですと地図に印を付けてくれました。道路を横断するのは危険だと思い地下道があったので私達はここをくぐって道路を横断したのですが、これが間違いでした。

地下道を通ってしまうと地図にバス停の印を付けられた所とかなり離れた場所に出てしまいます。しかも印のあるあたりを見ると歩道が無い!写真の木と白線の間のスペースはバイク用車線でバイクが猛スピードで突っ込んできます!迷っていると1台のバスが猛スピードで通過!!バスの姿が見え…あっ、花蓮駅行きだっ!と気付いて手を上げて止めようと思った1秒後には遥かかなたへ消えて行きました…。

こりゃ困ったぞー、と数分うろうろしていると先程のバイク車線で立っている人を発見し近付いてみると…ありましたバス停…。しかも木に埋もれていて一体化しております…。バス停に向かう時に地下道を渡らず道路をそのまま横断してしまえば発見出来たはずです。そして先程通過したバスは電車に間に合う最後のバスでした…。10分も定刻より早く通過していったのですが、あれだけ爆走してたら誰にも止められないわ…。

次のバスが定刻より早く来る事を祈って少し待ったのですが、結局バスは来ず時々海洋公園で客待ちしているタクシーが、バス停で待つ客に「どう?」と近付いて来るので「いくら?」と聞くと「300元」と言うので仕方無くタクシーで花蓮駅まで帰りました。到着時のメーターは360元になっていましたので、ちょっとお得に戻れたので良しとしましょう。

帰りは18時40分発の莒光号(きょこうごう)で台北駅まで帰ります。ホームで弁当を売っていたので購入しました。

駅弁のおかずは何処も大体同じなんでしょうかね?行きに買ったものとほぼ同じ、お肉・煮卵・油揚げみたいなのがご飯に乗っています。味はとても美味しいです。

電車の紹介に戻りますが、この莒光号とってもボロイ!昭和の時代にタイムスリップってな位にレトロな感じです。レールからの振動もうるさいし、結構揺れます。行きの自強号より10分遅く2時間40分掛け21時20分頃台北駅に到着しましたが、驚く事に台北市内の駅に1つ停車しただけで、ほぼノンストップでした。

という訳で海洋公園での滞在時間4時間半に対して列車・バスの移動所要時間は合計6時間…。交通費は時間の割に1人当たり3000円以下で済んでいるのが驚異的です。次回、太魯閣渓谷に行く時があったら飛行機にしたいと思います…(お尻が痛くなります…)。



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