カラマワリーナよ永遠に

アマチュアフルート吹きのあしあと

曲がり角を曲がった先

2017-05-23 08:26:56 | 楽団にて
同居のストレスはあれど、さすがに、楽団に関しては、やる気もでるらしい。


こないだ、指揮者宅に飲みに行った。
6時間ほどおじゃましていただろうか
その間、ずーっと昔の演奏会やコンクールの映像を流して、指揮者と、その同年代のメンバーがあれやこれやと、昔話に花を咲かせていた。

正直、今よりずっと人数も多く、上手かった。
今は、人数が減り、演奏のレベルも下がって来て、持ちこたえられずにぐぐっと方向転換してしまう、その最後のあたりにいるんだと思う。角を曲がり切る直前のような。

で。
話をするようになってだんだん分かるのは、指揮者は全盛期の楽団が忘れられないのだ、ということ。
過去の栄光にしがみついている、とも言う。悪く言えば。現状を受け入れてるとは、言い難い。

演奏に関しても、また編成に関しても、時々駄々っ子みたいなことを言う時がある。
私も「そんな理不尽なー」と、思っていたし、何十年一緒にやっているメンバーの中には、そう言う部分にちょっと愛想をつかしてしまうひともいる。
もう諦めてるわ・・・と言う人、休団しちゃう人。


ただ、1から楽団を作ってずーっとやって来た人たちが、尻すぼみ的に寂しく終わってしまうというのは、どうなんだろう。
「いい楽団だった。いい演奏会だった。」と感じながら、引退してほしい。
(実際、今の幹部たちは、引退時期を明言している。)

諦めている、と言う人も、そう言う思いは、持っている。


私にできることはなんだろう。
歴史の長い楽団にポンと飛び込んで、新参者だしよく分からない。
でもそれはもしかしたら、新しい風を吹かせることも出来る、ということかもしれない。

とりあえず、メンバー増員したい件に関して、地元民でない私にはツテがない。でも娘の部活やオケの保護者なんかに働きかければ、もしかしたら誰かいるかも。ツテがないのではなく、未開拓ともいう。

と言うわけで、許可をとってチラシを作って見た。
ターゲットは学生と、その保護者。
いつもの大人〜(つまらないともいう)な演奏会のチラシやポスターの雰囲気とちょっと変えて、若干ポップに可愛らしくしてみた。

学校での講習会で配ってもらえれば大成功だったのだけど、もしかしたら演奏会とかでパンフレットに挟んでもらえるようになるかも!
ほんとに喜べるのは、入団希望者が増えてからだけど。

今演奏の要になっている人たちの中にも、割と最近入団した人がいて、彼のおかげでその周りは凄くいろいろ活性化している。
私も何かの役割を果たすことができれば、それは嬉しい。
諦めるのは、まだ早い。


でもこういうのってさ、慎重にいかないと、反感買って終わるのよねー。
慎重に慎重に、小さなところからちょっとずつ。鼻息荒くならないように。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿