芦原やすえの気まぐれ便り

原発のない町つくりなど、芦原やすえの日々の活動をご紹介します。

島根原発3号機の適合性審査にかける前に!

2018-07-05 20:58:04 | 原発

緊急集会
「ちょっと待った!島根原発3号機の審査申請」


 島根原発3号機を適合性審査にかけるために、松江市・島根県に事前了解願い、また周辺自治体にも意見が求められています。
すでに、出雲、安来、そして今日は松江市長が中国電力に了解の回答を行いました。
まだ回答を行っていないのは、雲南市、境港市、米子市、鳥取県ですが、流れは了解の方向で進んでいます。

 この間、何度も各自治体を訪問し、3号機は必要はないことを訴えてきました。そして、まずは差別的な「安全協定」を改訂し、事前了解権を周辺自治体が持つよう働きかけを行ってきました。
 境港市議会は、私たちの陳情のほとんどを採択し、雲南市議会も安全協定に関しては採択してくれました。
一番ひどいのは松江市です。
松江市議会は、陳情者の意見陳述を認めず、多くの陳情を一括で審議し、否決してしまいました。まさに問答無用の状態でした。
市長は、この間の住民説明会や安対協における意見が反対意見が圧倒的であったのに、「議会の意見や住民説明会、安対協の意見を踏まえて了解する」と説明しました。
更には、「(安対協では)賛成の人は発言しなかった。反対は原発そのものに反対で我々の立場とは相いれないが、安全性をきちっと踏まえてやるべきだとの意見だと思っている」と述べています。
この市長の「了解」とした理由には、全く根拠がありません。住民説明会参加者全員に賛否のアンケートも行ってはいません。また、発言しなかった安対協委員に賛否を尋ねたりしていませんから、市長の勝手な思い込みに基づくものでしかありません。
そして、原発反対の委員に対しての見解は、まるでケンカを売っているような言い方です。市長としての見識を疑ってしまいます。反対の意見が「安全性を踏まえてやるべきだとの意見だ」との認識についても、完全に市長が勝手に思っているだけです。
こんな乱暴な「了解」の意見まとめに対して、また、適合性審査に対する認識などについて、本日は、公開質問を持って行き、かなり厳しく問い詰めました。1週間で市長自ら回答をよこすよう求めて帰りました。

皆様にはぜひご協力をお願いしたいことがあります。
7月21日
午後2時から
松江テルサにおいて
「脱原発をめざす首長会議」の学習会開催
傍聴・参加をお願いします。
http://mayors.npfree.jp/

学習会終了後

テルサ横

午後5時30分より

緊急集会「ちょっと待った!島根原発3号機審査申請」を行います。
私たち住民は、これ以上の原発を稼働させることを許さない!と訴えます!

ぜひ、拡散のご協力とご参加をお願いします。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿