芦原やすえの気まぐれ便り

原発のない町つくりなど、芦原やすえの日々の活動をご紹介します。

福島原発事故を検証するパート2 木村俊夫さん講演会

2014-03-21 20:53:23 | 日記
島根原発3号機については訴訟をやっていますが、訴訟の会では不定期に公開勉強会をやっています。
 4月6日(日)午後2時からは、島根県民会館303号室で、パート2として朝日新聞の「プロメテウスの罠」に登場する元東電技術者・木村俊夫さんをお招きしてお話を聞きます。国も東電も福島原発事故の原因を津波に特定し、安全対策も津波対策が中心です。木村さんは、膨大なデータを解析し、地震によって配管損傷を招いた疑いがあると指摘されます。原発推進者たちが無視するこの事実を、直にお聞きすることができる貴重な機会です。
 ぜひ、お知り合いを誘ってお出かけください!

はがきが返ってきた

2014-03-19 22:21:28 | 日記
日曜日にはがきを付けた風船を上げましたが、早速葉書が返ってきました。一つは米子から、もう一つは鳥取市の南の方からでした。なんと、鳥取市まで、わずか2時間で届いています。春一番の強い風でしたが、早いです。
 実際に事故が起きた時、きっと多くの市民は家族が帰ってくるのを待ったり、逃げ道を探したりと右往左往すると思います。1時間なんて、すぐに経ってしまうでしょう。2時間で市外に脱出できる人が一体何人いるんでしょう〉その間に、あっという間に放射性物質が拡散していくのだということが良くわかりました。

島根原発から風船上げ

2014-03-16 18:09:23 | 日記
福島原発事故から3年が経過しますが、いまだ福島の方々は困難な避難生活を強いられています。福島第一原発も汚染水が漏れ続け、収束など、いつのことになるのでしょうか。
 それなのに、この国は、審査の終わった原発から再稼働させるのだと息巻いています。全国の原発立地自治体や周囲の自治体では、事故時の住民避難計画を策定しますが、逆立ちしても全住民がスムーズに避難できるわけがありません。絵に描いた餅をかざしながら「事故が起きても大丈夫だ!」と言うのは、いい加減、やめていただきたいものです。何も学ばない人たちよ!自分の首が閉まらなければ本気で”しまった”と思わないのですか?
 3月11日の前後に、全国の市民グループによって、それぞれの原発から事故時に放射性物質がどこまで届くのか調査するために風船が上げられました。島根では、これまで米子の女性団体が風船を上げてこられましたが、今回は、さよなら島根原発ネットワークで上げることにしました。
 今日はとても風の強い日でしたが、11人で島根原発3号機が見える道路上で100個の風船を上げました。島根原発はすぐ上に山があるため、一部の風船は木に引っかかったりしましたが、色とりどりの風船が山を越えて南へ向かったもの、そして原発の上を通過しながら海岸沿いを飛んで東へ向かったものとありました。誰かが見つけて拾ってくださることを祈っています。はるか遠方で拾ってくださったら、放射性物質は、あなたのところまで届くのだと思ってください。決して、他人ごとではありません。

島根県議会、『エネルギー条例』否決

2014-03-11 20:31:02 | 日記
本日の島根県議会で、私たちが提出した「島根県エネルギー自立地域推進基本条例」は、賛成7人、反対多数で否決となりました。
 予想していたこととはいえ、知事も議員も「脱原発」には一言も触れず、省エネと再生可能エネルギーを進めていくという条例の内容には賛成しながら、「エネルギー政策は国が決めること」「自立はムリ」などという理解に苦しむ理由で、この条例に反対しました。
 また、県が「再生可能エネルギは現在の40倍にしなければならず、自立はムリ」とする根拠に挙げた再生可能エネルギーに関するデータには、省エネルギー効果を入れず、熱エネルギーや水力の内、既存の中、大規模水力が除外されているなど、過小評価に基づく評価であることについて質問されると、「請求者の説明も聞いた上で評価した」などと、答えにならない答弁をしていました。
 
 全くやる気ゼロの知事たちには、情けない限りでしたが、83000人の有権者の意思を重く受け止め、省エネと再生可能エネルギーを進めていくと述べたことは、頑なに抵抗する知事たちの歩を一歩前へ進めさせたのではないでしょうか。私たちの取り組みはこれからです。

 議会終了後は、県庁前広場にて集会を開きました。
本会議には、80人程度の人々が傍聴しました。

しまね原発から風船を上げよう

2014-03-11 00:13:42 | 日記
3年目の3.11を迎えます。
今も事故は収束できず、過酷な環境下で多くの作業員は働き、福島の人々は故郷に帰ることができません。その被害の実態から、全ての国民は学ばなければなりませんが、国も電力会社も自治体させも、経済優先のために止まった原発を再稼働させようと必死です。
 私たち住民も、子どもたちの命を脅かしたくないし、日々の暮らしを壊され、街を追い出されるなんてごめんだと思っています。何としても原発の廃炉を決めたいですね。
 3月16日は島根原発3号炉が見下ろせる道路上から、はがき付きの風船を上げます。島根原発が事故を起こした時、漏れ出す放射能がどこまで届くのか調査を行うためです。興味のある方は、ぜひご参加ください。

3月16日(日)14:00~
島根原発3号機が見下ろせる道路上
13:30にJR松江駅南口に集合