風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

沖縄に向けて

2008-03-03 21:25:00 | 1996~97原付日本一周沖縄編
とうとう、鹿児島新港に到着。

海の向こうの未知の島、沖縄。
そこに行ける。

フェリーの切符を買ったのが16:30頃で、出航は21:30と言う事で、まだしばらく時間がある。
乗る船の名は「えめらるどおきなわ」。
お世辞にもきれいな船とは言えない。
コンテナ山積み、なんか豚がブヒブヒ言っているのが聞こえるんですが~。


風呂に入りたくて、鹿児島市内をウロウロした。
錦江温泉というのがあったので、そこでひと風呂浴びてさっぱりする。
腹ごしらえもしておこうと、たまたま目に飛び込んできた、「たらふく食堂」という定食屋に入った。

20:00頃だったか、入船準備が出来たようなので、船に入る。
21:30出航。
船が港から離れ、それと共にエンジンの振動と音、そして船体の揺れを感じるようになる。
こんなに長く船に乗るのは初めてだ。
フェリーの車庫は一杯だったように思うが、その割に人の気配があまりない。


自分は2等客室に入った。
広さは8畳くらいかな。自分一人である。

船は揺れはしたが、それほどではない。

連日の移動で、体は疲れていた。
とにかく横になる。
雑魚寝の部屋だが、床にはシーツが敷かれている。
そこにビニル張りのマクラと毛布があって、それで寝るというわけだ。

端には14型のテレビが1台。
部屋の入り口の壁に、缶用と一般ゴミ用の黒いゴミ袋が、テープでペタリと貼られていた。

横になると、エンジンの振動が体全体に響きわたり、神経質な人はきっと眠るどころではないだろう。
自分も人の事は言えないが、体は疲れていたし、持ってきた本が眠気を促進させ、割とスッと眠れた。
しかし、夢の中でもエンジン音が聴こえていた。
蒸し暑くなって、上着を脱いだのが深夜1:00頃だった。

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