風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

新田原基地

2008-02-12 21:21:20 | 1996~97原付日本一周
キャンプ場からジェットエンジンの轟音を遠くから聞いていた。
自衛隊の戦闘基地がある新田原(にゅうたばる)に近いからだろう。

せっかくだから基地を見に行ってみようと思った。

その前に西都原の古墳群を見にいく。
ここは1992年にも一度訪れている。

古墳とか好きなんですよね~。

古墳と言っても、教科書に出てくるような前方後円墳とかではなく、こんもりと小山があるという感じ。

ここからは有名な埴輪がいくつも出土している。
たしか、「踊る人」もここじゃなかったけな?
いいなあ埴輪。

西都原を出発し、いよいよ新田原基地へ。
看板によると翌日はオープンハウスらしい!
見たいけどなあ・・・
時間も金もないし残念だなあ。

そんな事を思っていると、F-15が上空をかすめ飛ぶ。
今日はいい天気。
青空にシャープな機体がシルエットになって美しい。


明日の展示飛行に備えての訓練でもしているのだろうか、見事な編隊飛行やちょっとした曲技飛行もやっている。

しっかし、ものすごい轟音だ。
うるさいを飛び越して、腹に音波が響く感じ。
耳栓をして見ていた。
飛行機ファンが少しはいるのかな?と思ったが、金網越しに眺めているのは自分だけ。

バイクのエンジンを止め、荷を降ろし、カメラを構えて待っていたら、15分ほどでF-15が2機着陸してきた。

やがてさらに4機が着陸。
駐機場に向かう為、タキシングを始めた。

目の前、本当に目の前をF-15がキーンという金属音を響かせながらゆっくりと走って行く。
それをちょっと興奮気味にカメラのファインダーごしに見ながら、シャッターを切る。

そうしたら。

向こうがこっちを見て手を上げた。


後を振り返って見たが誰もいない。
まぎれもなく自分に向かって合図してくれたのだ。
嬉しさは最高潮に達した。

手を上げてあいさつしてくれたのは1人だけでなく3人もである。
うれしくてうれしくて、どう表現して良いか分からない。

今度はF-4ファントムⅡが上空をパスして行った。


もう自分の心はお祭り状態だった。

明日のオープンハウスは見れないが、今日だけでも充分堪能できた。

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