風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

西表を巡る

2008-10-31 13:56:00 | 1996~97原付日本一周沖縄編
加藤さんとの出会いが、西表でいちばんの思い出となった。

その後は、「普通」に島内観光。
ジャングルの中を入るのも面白そうだが、今回はパスした。
なんだか、また来そうな気がしたから。

西表の有名な生態と言うと、西表ヤマネコとか、マングローブ、サキシマスオウなどの独特の樹木だろうか。

ヤマネコには出会わなかったが、看板はいくらでも見た(笑)。


サキシマスオウの特徴は、地面から板状に張り出した根だろう。
板根「ばんこん」と呼ぶらしい。


南風見(はえみだ)浜の近くにある、「忘レナ石の碑」も見逃せない場所だ。


戦時中に、波照間から西表と石垣に強制疎開させられた学童達が、風土病のマラリアにかかり、南風見浜からぼんやりと見える波照間の島影を見ながら、島に帰りたいと言って、望み果たせず死んでいった、という悲しい話が残る所だ。
後年、生き残った方々がその気持ちを忘れまいと、ここに碑を築いたと言う事だった。

その子供達の魂が、浜にいるヤドカリになって生まれ変わっているのだから、食べてはならないと言われる。

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