>(前略)
>■教師たちを縛る「スタンダード」 >その1つの象徴的な例が、「◯◯スタンダード」なるものです。 >すべての先生の授業の方法を統一し、時に「めあて」を何色のチョークで書き、「まとめ」を何色のチョークで囲むか、といったことまで決める授業スタンダードや、子どもたちの持ち物を統一し、時に机のどこにどの筆記具を置くかといったことまで決める学習規律のスタンダードなど。
こと細かに決められていますね。
>かつてあれほど、日本の教育の画一主義が批判され、その反省から、多様性の尊重や個に応じた指導などが言われるようになったのに、いつしか多くの自治体や学校が、またぞろスタンダードという名の画一化に舵を切るようになっているのです。
画一主義と思考停止は、近縁関係にありますね、スタンダードは、建前 (言い訳・言い逃れ) になる。だから、思考停止の人には役に立つ。だが、感心してはいられない。
(略)
> <小学校で見られるスタンダードの例> > 【学習について】 > 使うノートや、行頭から文字を何マス下げるかなどを、学年ごとに規定。 >それをすべての生徒で統一するように、教員にも指導する >【生活について】 >・登校から下校まで、学校において目指すべきふるまいを、文字やイラストで明示 >・授業中の机の上に置く物の、置き方を統一する >【持ち物について】 >・筆箱に入れる鉛筆の種類、本数、その他文房具の種類を、例えば「赤鉛筆1本、青鉛筆1本、定規は透明なもの1つ」などと決める > ・道具箱に入れるものについても同様に規定
これでは、自分で考えて行動する部分がなくなりますね。いつも他人の考えを気にしなくてはならなくなります。
(略)
>実際、全国の教育学部のカリキュラムは、多くの場合、教科の内容の学習がメインになっています。>つまり学生たちは、「何を教えるか」は学んでいても、「どう教えるか」「子どもたちの学びをどうサポートするか」については、十分に学びきれていない現状があるのです。
教師の創意・工夫による教育が必要ですね。
>教育実習を含め、実地での経験も圧倒的に不足しています。>こうしたさまざまな問題のゆえに、今、学校現場において統一的なマニュアルが必要とされているその理屈や気持ちは、わたしもわからなくはありません。>スタンダードを全否定するつもりはありません。
そうでしょうね。
>あくまでも1つの参照枠としてなら、あってもいいかもしれません。
参照枠は、助かりますね。
>でも、教育学の多くの研究が明らかにしているのは、過度のマニュアル化、スタンダード化は、かえって教師の力、そして子どもたちの力を著しく奪ってしまうということです。
そうですね。教師・子供たちの力に枠をはめますね。
>■教師も子どもたちも「枠」に縛られている
日本人には意思がない。だから、能動の動きがない。受動の動きには、枠が必要となる。
意思は、未来時制の文章内容である。しかるに、日本語の文法には、時制 (tense) というものがない。だから、日本語の脳裏には未来時制は存在せず、日本人には意思がない。
>授業方法の行きすぎた統一は、教師の思考の自由を奪い、創意工夫を妨げることになるでしょう。
そうですね。悪い影響が出ますね。
>あまりに細かな「求める生徒像」は、子どもたちを過度に枠にはめてしまうことになるでしょう。
考えの内容は、一人一人違いますからね。過度の枠は良くないです。
> 筆箱の中身から下敷きの色にいたるまで、時に箸の上げ下げにまで口出しをするようなスタンダードの徹底は、結局のところ、教師からも子どもたちからも、「自分で考える」力や機会を奪ってしまうことになるでしょう。
そうですね。個人の創意・工夫がありませんね。
>わたしの下には、スタンダードやそれに類するものに苦しんでいる、全国の多くの先生や子どもたちの声が毎日のように届いています。
自由とは、意思の自由のことですね。しかるに、日本人には、意思がない。だから、個人的な発想に困難がある。この困難を救済するためにスタンダードが作られているのでしょう。
> 教師にとっても子どもにとっても、成長のために必要なのは、言われたことを言われたとおりにさせられることではなく、自分の頭でしっかり考え、試行錯誤し、たっぷり失敗し、その失敗から学んでいく経験であるはずです。
そうですね。失敗から学ぶのですね。
> 管理監督、画一化、スタンダード化。>多くのリスクにさらされた学校現場で、行政や教師がそうしたものに頼りたくなる気持ちはよくわかります。
外部からの提案も必要ですね。自己の工夫も必要ですね。
>でもわたしたちは、本来、自由な思考やコミュニケーションや探究が保障されたところでこそ、本当に力強く成長することができるはずなのです。
そうですね。本人の自由が必要ですね。意思がなくては、意思の疎通も難しい。
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