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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

佐藤直樹氏 2/4  

2021-05-11 21:36:52 | 文化

 

> 見えにくい理由の一つは、「世間」に「身分制」があるためだ。

 

そうですね。   

 

>日本は先進国のなかでは、きわめて伝統的なものを多く残している唯一の国だ。  

 

我々は礼儀正しい日本人ですからね。我々の礼儀作法は序列作法で成り立っています。       

 

>その代表が「世間」という人間関係だ。>「世間」は『万葉集』以来1000年以上の歴史があり、日本人は伝統的な「世間のルール」を律儀に守ってきた。>なぜなら、「世間を離れては生きてゆけない」と信じており、ルールを守らないと「世間」から排除されると考えるからだ。

 

そうですね。日本は序列社会の国ですから、序列を離れた人は外人になりますね。外人の中に入ると序列協力ができません。虫けらのごとき日本人も序列協力により竜となります。このことは中国人も認めていますね。中国人は竜のような人でも複数集まると虫けらになります。相手を貶める作業に懸命になって建設的な作業が進まないからです。           

 

> そのルールのなかに「身分制のルール」がある。 >年上・年下、目上・目下、先輩・後輩、格上・格下、男性・女性などの上下の序列である。

 

そうですね。日本語には階称 (言葉遣い: hierarchy) というものがある。だから日本語を発想する場合には、‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断が欠かせない。上下判断 (序列判断) には、通常、勝負の成績が用いられる。近年では偏差値なども都合の良い資料として利用されている。わが国が学歴社会であるというのも、実は序列社会の言い換えに過ぎない。   

日本人の礼儀作法も、序列作法に基づいている。だから、序列社会の外に出たら序列なきところに礼儀なしになる。礼儀正しい日本人になる為には、世俗的な序列順位を心得ている必要がある。'人を見損なってはいけない' という想いが強迫観念の域に達していて、人々は堅ぐるしい日常生活を送っている。こうした観念は天皇制・家元制度・やくざの一家の構造にまでつながっている。

日本人は序列の存在を知れば、それが一も二も無く貴いものであると信ずる共通の序列メンタリティを有している。これは序列信仰の域に達している。日本人の尊敬は、序列社会の序列順位の単なる表現に過ぎないため、個人的精神的な意味がない。下々の衆は上々の衆の祟り (仕返し) を恐れて神妙にしている。上々が無哲学・能天気である事については、下々にとって何ら気になることではない。だから、日本人の尊敬には浅薄さが付きまとう。     

 

> 日本人はこの「身分制」に縛られており、そこに上下の序列があるために、これが差別の温床となっている。   

 

残念ながらその通りですね。   

 

> 現在の欧米社会には、日本のような「世間」はない。

 

そうですね。階級社会 (class society) は横社会ですからね。

 

>この違いは言葉の問題を考えると分かりやすい。> 英語では一人称の「I」と二人称の「YOU」は1種類しかない。>つまり対話の相手が、友だちだろうが大統領だろうが、タメ口でよい。

 

彼らはお前と俺’  (You and I) の社会に住んでいるので相手を呼び捨てにする。  

 

>ところが日本語では、「I」も「YOU」も、「オレ、私、僕、あなた、お前、君…」など山のようにある。  

 

そうですね。日本人の判断は状況次第 (situational) ですからね。    

 

> 日本語でこれほど一人称・二人称の使い分けが必要なのは、あらゆる場面でその都度、対話の相手との上下関係、つまり「身分」を考えて、言葉を選ばなければならないからだ。

 

そうですね。日本人はその都度態度を大きくしたり小さくしたりする必要がありますね。これを臨機応変というのですかね。 

‘私は絶対に日本人を信用しない。昨日までの攘夷論者が今日は開港論者となり、昨日までの超国家主義者が今日は民主主義者となる。これを信用できるわけがない’ (あるアメリカの国務長官

変わり身の早さは日本人の得意芸ですからね。目先・手先の事柄に神経を集中させていますね。現実があって非現実 (考え) の無い人間の特徴ですね。  

 

> 英語圏には「世間」はないため、日本のような「身分制」が存在せず、人間関係は基本的に「法の下の平等」のもとにあるから、相手が誰であろうがタメ口でよい。  

 

そうですね。しかし、階級制度 (class system) はありますね。お互いに話が通じているのですかね。      

 

>「身分制のルール」は合理的な理由がない、いわば「謎ルール」なのだが、「世間」には後輩の先輩への絶対的服従など、この種の「謎ルール」がてんこ盛りにある。  

 

そうですね。世俗的な上下関係ですね。太陽と雲ではどちらが上 (えらい) といった問題ですね。    

 

> 女性差別もその一つで、「世間」の「身分制のルール」のなかに構造的に埋め込まれている。> 森・元組織委会長の「わきまえている」発言が意味しているのは、まさに「女性は身分をわきまえろ」という「身分制のルール」のことに他ならない。  

 

そうですね。礼儀正しい日本人にならなければならないということですね。   

 

 

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