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不可聴音、不可視光

2005-12-03 06:39:29 | 日々のニュース
うるさい若者を超音波で追い出そう、そんな発想の下に作られた機器があるそうですね。
[ロンドン 30日 ロイター] 英国人の発明家がこのほど、やかましく騒ぎ立てる若者に対抗するための装置を発明した。
独自の騒音対策方法を編み出したのはハワード・ステイプルトンさんで、装置の名前は「モスキート(蚊)」。子供と30歳以下の若者にしか聞こえない不快な高周波の超音波を発するのだという。高周波音を聞きとる聴力は年齢とともに衰えるとされている。
ステイプルトンさんは、この装置を使い、町の食料品店などから、うるさく騒いでいた若者たちを追い出すことに成功した。
この装置を発明したことでステイプルトンさんは一躍英国では有名人となり、現在テレビやラジオで活躍しており、オーストラリア、米国、カナダなど海外からも問い合わせが来ているという。

まあ、確かに耳がキーンと鳴ったりすると妙に気になるものですし。といいますか肥満していると耳鳴りが多くなるといいますから、私の場合はむしろそっちかとますます気になりますし。
アメリカの民間船がソマリア沖(だったはず)で海賊に襲われた際にも何かそういう不快な音とかを出してしのいだという話もありますし。音の効用というのは案外と重要なのかも。
目に見えない光など(パッと思いつくのは紫外線。オリオン座の一等星のベテルギウスの放射物質は80%以上が不可視光で、全部見えたら-2.8等星くらいになるという話もあります)もありますから、そういうのを掛け合わせたりすれば防犯にも利用できたりしないでしょうか。

ただ、そうはいっても不愉快な音とか聞かせると、その場は去るんでしょうけれどイライラとか不快感が募っているでしょうから、他所に移動してそこで粗暴犯とか犯したりするかもしれません。
暴行とか傷害事件を起こした犯人が「何となくイライラしていた」とかいうのを聞いて、私達は何て荒んだ人間だと思いがちですが、実は理由があるのかも。

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