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構内喫煙で逮捕。Yes.

2005-11-17 22:34:23 | 日々のニュース
駅の構内で警告を無視して喫煙を続けていたという不埒者が栃木県警に逮捕されたそうです。
駅で喫煙 警告無視し逮捕 栃木県警「厳しく対応」
いますいますそういう奴。注意すると物凄く嫌な顔したり、ブツブツと文句を言ったりしていなくなった後、また戻ってきて吸うとかですね。正直「喫煙スペースくらい探せよ」と言いたくなります。
逮捕を行き過ぎと思う人もおられるかもしれませんが、個人的には大賛成です。

犯罪学に「割れ窓理論」というのがあります。
例えば学校の窓ガラスが一枚割れていて、それを放置したままにしておくと、学校のそばを通った人は「この学校は管理がなされていない」と思ったりするらしいんですね。で、悪い奴が次々と窓ガラスを割っていく。結果、学校はますます管理されていないという印象を与えて荒んでいく。
であるなら、対策として窓ガラスが割れた状態というのをできるだけないようにすればいい、となるわけです。割られたらすぐ張り替える。割った奴をきちんと懲らしめる。
で、まあ、この理論を実践したのがニューヨークの前市長のジュリアーニさんで、彼はサブウェイと協力して地下鉄の無賃乗車を徹底的に取り締まったりしたらしいですね。無賃乗車なんかする人間はついでに盗みや強盗とか殺人もやったりする連中であったりするわけで、芋蔓式に犯罪者を摘発できたそうです。で、結果としてニューヨークの犯罪率はかなり低下したらしいですね。もちろん、それだけが犯罪率減少の全ての原因というわけでもないでしょうが 
ニューヨークで成功を収めたことで、あたかも西洋理論みたいな印象がありますが、何のことはない、似たようなことは東洋でも韓非が主張しています。彼の場合は必罰主義、という言い方になりそうですけどね。

以前別の記事で使いましたのを転載。
こういうことなんです。規則を守らない人間は結局段々全ての規範遵守意識が低下していくわけですからね。いずれ重犯罪だってやりかねない。そうなる前に厳然とした対応をとるということは大切です。
だから禁止されているところで喫煙している人も厳然に取り締まるメリットは大です。法規違反という点では殺人もこういう喫煙も同じだということを理解すべき。
ただ、これ一回で終わらせると恣意的と思われてよくない。あくまで公平に、悪質な違反行為は全員逮捕くらいの心がけで臨むべきです。そうすれば宇都宮と栃木県から犯罪自体も少なくなるはず。そうすれば全国的にこういう活動をしてくれるでしょうからね。
もちろん、それ以前に最低限の常識くらいは社会で教えてほしいというのもありますけどね。

喫煙は決められた場所で!

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