どこか遠くでフッチボル

鹿島サポだが裏の顔は日本代表サポ組織「食う軍」の司令。徒然なるままボソボソと。

火球(隕石)が落ちてきた。

2004-12-23 | etc
昨日の夕方、忘年会会場に向かうべく車を走らせていた。
フロントガラス越しに見る木立の上空に、突然それは現れたのだ。

流れ星は一瞬にして夜空を流れてしまう。
しかし火球は違う。
炎を撒き散らしながら、流れ星に比べて長い時間落ちていくのだ。

場所はすっかり闇に包まれた筑波山の麓近く。
火球は、北西の上空から現れると、西の方角に向かって落ちていった。
見えていた時間は1.0~1.5秒間程度だろうか。
全体がぼわっと燃えると言うより、片面から炎を吐き、それがゆっくり回転している様に見えた。
そう、それが判るほど近くに見えたのだ。
残念ながら木立に阻まれ、地上まで到達して隕石となったのか、燃え尽きてしまったかの判断が出来ない。
落ちたのなら今日のニュースに出るはずだと紙面を探してみたが、隕石のニュースは見つける事が出来なかった。

中学時代にバイトで天体望遠鏡を買い。それ以来持ち続ける夜空への憧れ。
現在でも、アマチュア天文学者の端っこの端っこいると自分で思ってる俺(笑)
その感が言った。(期待も込めて)
“あの火球は地面まで落ちた”
そう、おそらく茨城県西部から栃木県東部のエリアがあやしい。
誰か見つけてくれないかなぁ。

※火球と流れ星の違いは厳密にはないそうです。
 まあ、ボワッと燃えたら火球って事でいいのかなぁ?


あっ、ついでにもう一つ書いちゃおうっと。
今年の春に、茨城でやはり隕石騒動がありました。
俺、偶然にもそれも味わう事が出来たんです。

昨年2003年の6月16日。
遅めの残業が10時頃終了、家に向かって車を走らせていました。
自分の前を走る車は一台。
車間距離を比較的空けて、のんびりと走らせていました。

フロントガラス越しに見える前方が、突然明け方程度の明るさになりました。
白っぽい感じで、パーッと見える全てが。
“何かが起きた!”
と思いフロント越しに上空を覗いてみると、そこには白く浮かび上がる空を埋め尽くす雲が・・・。
一体どこからこの光が来ているんだ?
思っていると、どこからともなく今度は、
ズゥーーーーーン・・・
と言う爆発音のような響き。

4~5秒程度で何事もなく廻りは暗闇に戻りました。
ドキドキする心を落ち着かせながら、聞いていたFMには雑音が入らなかった事。
時間などをチェック。
雑音が入らない・・・雷ではないぞ。
“隕石?”
“UFO?”
“近くの自衛隊基地に攻撃があったのか?”
全てがハテナのまま帰宅。

次の日の新聞には記事が出ていました。
謎の光と爆発音・・・隕石の可能性が大きい。
目撃者や、爆音を聞く人が多数。
茨城・千葉を抜けて太平洋に向けて落ちた隕石だったようです。
凄い経験しちゃったなと、ネットで情報散策。
日本流星研究会さんや防災科研さん等のサイトで詳しい報告もありました。
この不思議体験を味あわせてくれた残業に感謝!(笑)