右往左往の乳がんの日々

2012年7月乳がん告知。怒涛の術前化学療法・手術・放射線のフルコース治療終了。それでも、小さなことで揺らぎます~

なかなか捨てられないもの

2012-10-29 17:26:28 | 日記
何回かブログにも書いてあるが、
【乳がん告知】を受けて、持ち物を整理しようと
服やバック類、そして本、CDはかなりの数を捨て、
リサイクル屋には運べるような小さな電化製品を持ち込み、
趣味の友人に勝手に段ボールに詰めて送りつけたり、
便利屋さんに家具を処分してもらったりと
たぶん、三分の二以上は処分したかと思う。

その中でも、他の人から見れば
明らかにごみとしてしか考えられないようなものに
愛着があり、なかなか捨てられない・・・
そのうちのひとつに、
アンティークのおもちゃのミシン。
ピンク色でかわいらしい
プーリーのハンドルを回すと、
まだちゃんと針が動くんだなぁ、これが。うふふっ・・・

構造はまったく本当のミシンと同じ。
今では、ほとんどのミシンの外側であるカバー部分が
プラスティックであるのに対して、
これは正真正銘の金物。
ちゃんと、収納ボックスまであるんだから。



もう一台、ピンク色のアンティークの本物の
ミシンを持っていたけど、それはリサイクル屋に渡してしまった。
すべて金物で、重くって大変だった。
金物はお金になるらしくって、リサイクル屋にとっては
うれしいものであるらしい。
それに対して、スピーカーみたいに木が使われているものは、
引き取ってもらえない。

何回か、電化製品を持ち込んで顔なじみになったリサイクル屋さんに、
『オーディオ製品も持ってきていい?』って、聞いたら
『いいよ』って言うおっちゃんの快い返事。
持って行ったら、奥さんらしい人しかいなくって、
ちょっと、やばいかなぁと思いつつ、聞いたところ、
『ごみにしかならないから、だめだめ!』とケンモホロロ。
そこへ、タイミングよく、おっちゃんが帰ってきてくれて、
『いいよ、せっかく持ってきたんだから、置いてきな、処分しておいてやるから。』
やっぱ、おっちゃんはやさしい。
おばちゃんはシビアだなぁ。〈自分もそうだけどね)


それとねぇ、まだあるんだ。
処分できない50年代らしいアメリカの雑誌やら
ヴォーグやマッコールのパターン。
古くって、もう黄ばんでてちょっとにおうんだけど、
味があってこれまた捨てられない代物。
イラストがいいんだなぁ


しばし、愛すべきガラクタを眺めながら、
【断捨離】を忘れますかな

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