人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

塚本哲也『エリザベート ハプスブルグ家最後の皇女』(上下)★★★★★

2008-11-15 12:40:04 | 読書
ハプスブルグとは「鷹の城」という意味である。一時期、ハプスブルグ家の歴史を 集中的に読んだことがあった。その延長線で出会ったのが本書『エリザベート ハ プスブルグ家最後の皇女』(塚本哲也著、文春文庫)である。 本書は平成5(1993)年第24回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞している。 . . . 本文を読む
コメント (2)

福岡正夫『歴史の中の経済学』

2008-11-14 05:48:40 | 読書
久しぶりに経済学の本を読んでみようと、図書館から福岡正夫『歴史の中の経済学  一つの評伝集』(1999、創文社。6510円)を借りてきた。480ページの大冊であ る。 . . . 本文を読む
コメント

フルトヴェングラー ベト7

2008-11-13 05:35:58 | 音楽
「音楽は分かるか分からないかではない。感じるか感じないかである」と言ったの は誰だったか。けだし名言である。 フルトヴェングラーのベートーヴェン(交響曲)は、聴くたびに「感じ」、ひきつ けられる。しかし、ベートーヴェンであり、フルトヴェングラーであると「疲れ る」のでそうそう繰り返し聴くことはできない。 . . . 本文を読む
コメント

海音寺潮五郎・司馬遼太郎『日本歴史を点検する』

2008-11-12 05:55:01 | 読書
学生時代(昭和40年代後半)NHKの「日本史探訪」という番組は必ずといっていい ほど観ていた。中でも海音寺潮五郎と司馬遼太郎は大変おもしろかった。 . . . 本文を読む
コメント (2)

安岡章太郎『僕の昭和史』

2008-11-11 05:38:37 | 読書
安岡章太郎は大正9(1920)年生まれ。昭和23(1948)年慶應の英文科を卒業。 本書は昭和元(1989)年野間文芸賞を受賞。文庫本(新潮文庫)にして790ページ の大作である。新刊書ではないが、今年読んだ本のベスト5に入る。 . . . 本文を読む
コメント

土屋邦雄/第37回FAF管弦楽団の「ヴェルレク」

2008-11-10 05:44:18 | 音楽
11月9日(日)横浜みなとみらいホールにてFAF管弦楽団定期演奏会を聴く。 合唱団のSさんからチケットを頂戴したものである。Sさん、有難う! ヴェルディの「レクイエム」--ヴェルレクを生で聴くのは、何を隠そう初めてで ある。横浜みなとみらいホールはなかなかいいホールだ。 . . . 本文を読む
コメント

青柳いづみこ『ピアニストが見たピアニスト』

2008-11-09 07:05:08 | 読書
音楽家には文才のある人が多い。中村紘子もそうだが、青柳いづみこも同様であ る。文章家としても一流である。 青柳いづみこの著作としては以前ご紹介した『ボクたちクラシックつながり』 (2008)のほか、『ドビュッシー  想念のエクトプラズム』(1997)、『翼のは えた指 評伝安川加壽子』(1999)、『青柳瑞穂の生涯』(2000)等々があるが、 本書(2005、白水社)もそのひとつである。(青柳氏の著作を読むのはまだ2冊目 である。) . . . 本文を読む
コメント

新日フィル第439回定期演奏会

2008-11-08 06:18:31 | 音楽
11月3日(祝・月)文化の日。演奏会シーズン真っ盛りである。この日は、秋山和 慶・東響のメンデルスゾーン「エリア」(--サヴァリッシュが得意な合唱曲)、 日本女子大学合唱団定演とアルミンク・新日フィルが重なった。どれも聴きに行き たかったが、新日フィルに出向く。 . . . 本文を読む
コメント

ディモント『ユダヤ人』

2008-11-07 06:39:00 | 読書
マックス・I・ディモント著藤本和子訳『ユダヤ人 神と歴史のはざまで』(上 下、朝日選書)をご紹介する。 . . . 本文を読む
コメント

佐々淳行『わが上司 後藤田正晴』

2008-11-06 05:34:10 | 読書
一時期、『東大落城』、『謎の独裁者・金正日』、『連合赤軍《あさま山荘》事 件』等々佐々淳行の本を集中的に読んだことがあった。 その中で飛び抜けておもしろかったのが『わが上司 後藤田正晴』(文春文庫)で ある。 . . . 本文を読む
コメント

大山山行(おおやまさんこう)

2008-11-05 05:58:43 | Weblog
百名山のひとつに鳥取県の大山(だいせん)があるが、相模にあるは大山と書いて 「おおやま」と読む。 江戸時代から大山講という山岳信仰の対象とされた。(日本に「登山」が伝わった のは明治時代である。) 国道246線(ニイヨンロク)はその昔大山街道と呼ばれていたのである。(今もそ うかな?) . . . 本文を読む
コメント (2)

藤岡幸夫指揮 マーラー交響曲第2番「復活」

2008-11-04 05:38:17 | 音楽
10月26日(日)サントリー大ホールでワグネル特別演奏会を聴く。(18:30開演) 指揮;藤岡幸夫 演奏;慶応義塾ワグネル・ソサイェティー・オーケストラ    慶応義塾ワグネル・ソサイェティー男声合唱団    慶応義塾ワグネル・ソサイェティー女声合唱団 ソロ;(ソプラノ)佐藤美枝子    (アルト) 小川 明子 . . . 本文を読む
コメント (3)

D.キーン『私と20世紀のクロニクル』

2008-11-03 06:55:36 | 読書
今年の文化勲章受章者はドナルド・キーン(86歳)、小澤征爾(73歳)らが選ばれ た。本日、11月3日に親授式が行われる。 *文化勲章は、昭和12年(1937)年広田弘毅内閣によって制定されたものである。 . . . 本文を読む
コメント

福永陽一郎『演奏ひとすじの道』

2008-11-02 05:20:52 | 読書
音楽家福永先生について書くにあたっては、私より適切な方がたくさんおられる が、本書を読んで大いに感動したので記録に留めておきたい。 先生は大正15(1926)年生まれ、残念ながら平成2(1990)年63歳で亡くなられ た。 . . . 本文を読む
コメント

伊藤純/伊藤真『宋姉妹』

2008-11-01 06:06:28 | 読書
「昔、中国(注;20世紀)に三人の姉妹がいた。一人は金を愛し、一人は権力を愛 し、一人は中国を愛した」 本書(角川文庫)は、平成6(1994)年、NHK TV で放送されたドキュメンタリー・ ドラマ「宋姉妹」に基づいてまとめられたものである。 . . . 本文を読む
コメント