人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

2/20 藤川千洋バリトン独唱会

2022-02-25 05:00:00 | 音楽

2月20日(日)、「藤川千洋バリトン独唱会」を聴く(於五反田
文化センター)。藤川さんの「還暦記念リサイタル」でもある。

五反田文化センターホールは初めてだと思っていたが、昔、ワグネルのオムニ
バスコンサートを聴きにきていた。ホールのcapacityは250席。まことに響きの
いいホールだ(永田音響設計)。


藤川さんは、2年前に武蔵野音大別科の修了試験を聴いている(→
こちら)。その時は2曲を歌った。いい声(Bari.)だった。
今回はアンコールを含め、14曲かしらん。まさしく日頃の練習の
成果を見せる発表会。

<プログラム>
第1部
C.フランク(1822-1890):「ばらの結婚」1871
H.デュパルク(1848-1933):
「悲しき歌」1868
「旅への誘い」1870
「恍惚」1878
「フィデレ」1882
E.ショーソン(185-1899)
「ナニー」1879
「イタリアのセレナード」1879
「蜂雀」1879
C.フランク:「夜想曲」1884
アンコール:ジャン・クラ(1879-1932)「古代の泉」
Pf.:永澤友衣

第2部
G.ルクー(1870-1894):
「墓前で」1892
「夜想曲」1892(pf.+弦楽カルテット)
E.ショーソン:「愛と海の詩」1882-1890
 1.水の花
 間奏曲
 2.愛の死
アンコール:武満徹「MI・YO・TA」
Pf.:小池美奈
Vn.1:倉田りの Vn.2:舟久保優貴 
Va:宮下玲衣 Vc.:大木翔太 


今回は、オールフランス語のプログラム。それもC.フランクとそ
の弟子たちがテーマとなっている。

藤川さんによれば、フランス歌曲を選んだ理由は、「新しいこと」
(something new)にチャレンジしたかったからという。
「新しいこと」に加え、1曲や2曲でない、このような「テーマ」
を持った独唱会はすばらしい。
最後のE.ショーソン「愛と海の詩」は、演奏時間27分間の大曲。
--これもそうそう聴けないプログラムだった。

当日は藤川さん自身による作曲者と曲の紹介を織り込みながら進
行した。

全体的にフランス歌曲らしく、fでも抑制されたfに味わいがあ
った。
また、第1部、第2部とも伴奏者に人を得たことが成功の要因では
ないかしらん。
プログラムに作曲者や作曲の年代を載せたのも、いわばアカデミ
ックですばらしい。

個人的にはフランス歌曲を聴く機会は多くないが、これだけまと
まって聴くと、「フランス歌曲もいいものだな~」という想いと
ともに、フランス文化に触れたという感想を持った。

「フランス歌曲の花束Vol.1」とあったが、今から「Vol.2」が楽し
みだ。


なお藤川さんの師事する3人の先生方(堀内康雄、神田沙央理、
武田正雄の各先生)
が招待されていた。

また受付など同期や現役などの「応援」、「お手伝い」が入って
いた。こちらもお疲れ様!です。


プログラム(表紙)


13:22 あざみ野


13:44 大岡山


13:47


13:50 不動前着


13:51


13:56 駅前


13:56 不動前駅通り商店街


13:57


13:58 横道の住宅街


13:59 西五反田郵政宿舎


14:00 氷川神社


14:01


14:02


14:03 西五反田五丁目区営住宅


14:06


14:07


14:07


14:08


14:08


14:08


14:09 ステージ練習中


14:10


14:10



14:16


14:19


14:21


14:25


14:27 ぼちぼち開場


14:29


14:30 受付風景


14:31


14:32


14:34 座席を確保(自由席)


14:35


14:46


14:47


14:49


14:53


14:55 開演5分前


15:24 3分間の「換気」タイム


15:46


15:49


15:52


15:55


15:57


17:00 お開き


17:02


17:03


17:03


17:04


17:04


17:04


17:05


17:06


17:07


17:08


17:08


17:10


17:10


17:12

帰路、M川先輩と一緒になり、二子玉川まで雑談を楽しんだ。
演奏会のチラシを頂戴する。


17:21 不動前


17:30


17:43 二子玉川で急行に


17:55 あざみ野に戻る。


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