人生ブンダバー

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4/10 東京・春・音楽祭 A.ソディ/都響 マーラーSym. No.3

2022-04-16 05:00:00 | 音楽

4月10日(日)、「東京・春・音楽祭」公演の一つ、アレクサン
ダー・ソディ指揮/都響によるマーラー交響曲第3番を聴く(於
東京文化会館)。

東京・春・音楽祭は、平成17(2005)年開始の「東京オペラの森」
が発展し、平成21(2009)年から続くものだ。上野公園内の施設
において、さまざまな演奏会が行われている。
今年は、3/18から4/19まで69の公演だ(一部中止あり)。

<プログラム>
マーラー 交響曲第3番

指揮:アレクサンダー・ソディ
メゾ・ソプラノ:清水華澄
東京都交響楽団
コンサートマスター:山本知重
合唱:東京オペラシンガーズ
児童合唱:東京少年少女合唱隊
合唱指揮:仲田淳也
児童合唱指揮:長谷川久恵

第1部
第1楽章:力強く、決然と
第2部
第2楽章:テンポ・ディ・メヌエット
第3楽章:コモド、スケルツァンド、急がずに
第4楽章:非常にゆっくりと、神秘的に
第5楽章:活発なテンポで、表現は大胆に
第6楽章:ゆるやかに、静かに、感情をこめて


アレクサンダー・ソディは、1982年12月生まれの39歳。英国の指
揮者・ピアニスト。→こちら。長身(178cm?)だ。
都響にとって、マーラーは、歴史のある、重要なレパートリーと
言えるだろう。
「マラ3」をLIVEで聴くのは、C.アルミンク、J.ノットについで3回
目かしらん。

マーラーは、当初各楽章に次のような標題を考えていたが、最終
的にはすべて削除している。
第1部
序奏:牧神が目覚める
第1楽章:夏が行進してくる
第2部
第2楽章:野原の花々が私に語ること
第3楽章:森の動物たちが私に語ること
第4楽章:夜が私に語ること
第5楽章:天使が私に語ること
第6楽章:愛が私に語ること

<楽器構成>
フルート4(ピッコロに持ち替え)、オーボエ4(4番はコーラングレに持ち替え)、
クラリネット3(3番はバスクラリネットに持ち替え)、小クラリネット(2番は
クラリネットに持ち替え)、ファゴット(4番はコントラファゴットに持ち替え)、
ホルン8、ポストホルン、トランペット(第6楽章でコルネットに持ち替え可)、
ティンパニ2、大太鼓、小太鼓、軍隊用小太鼓、タンバリン、シンバル、トライア
ングル、タムタム、グロッケンシュピール、鐘、ハープ2、弦楽五部



1階前3列は空席にしてある。
弦楽五部は16型(16-14-10-12-7?)。

第1部
第1楽章:力強く、決然と(概算演奏時間:32分40秒以下同じ)
第1、2、3主題が現れる、長い序奏。
ホルンは強力だ。弦は鋭い
(hardな)演奏ぶ
り。ソディは右手でテンポ指示、左手で小さく
キューを送る。トロンボーン、トランペットのソロが上手い。23
分頃の4本のピッコロは壮観だ。

第1楽章後、合唱団とソリストが静々と登場。一つの拍手も起き
ないのは好ましい(聴衆のレベルが高い?)。
児童合唱は25、6人。女声合唱は40人弱かしらん?(私の席から
は確認できなかったが)。--全員マスクなし。

第2部
第2楽章:テンポ・ディ・メヌエット(8分50秒)
第1楽章に続き、硬めの弦だ。テンポ感がすばらしい。

第3楽章:コモド、スケルツァンド、急がずに(17分25秒)
ボヘミア調の音楽に浸る。ソディは静と動の指揮ぶり。バンダの
長いソロ!

第4楽章:非常にゆっくりと、神秘的に(8分5秒)
ハープが入る。清水さんのドイツ語歌唱は、母音も子音もしっか
り、「言葉」がよく聴き取れる。格調高い、立派な歌唱だ。
字幕はないが、会場に目をやると歌詩対訳(三ヶ尻正訳)を見る
人がほとんどいない。

第5楽章:活発なテンポで、表現は大胆に(4分5秒)
児童合唱は暗譜、女声合唱は譜面持ちの合唱。児童合唱もなかな
か強く、すばらしい。女声合唱もよく「声」が飛んでいる。

第6楽章:ゆるやかに、静かに、感情をこめて(21分15秒)
さほど遅くなく、どんどん前へ行く演奏だ(ゾクゾクッとする感
じではなかったかな?)。ソディの身体も揺れる。
ラストは、ティンパニが例によってドロドロ、ドンドンドンドン
と大活躍。コンマスに引っ張られ、1stヴァイオリンをはじめ、必
死に弾き、fineとなった。


カーテンコールで清水さんが再登場。万雷の拍手に応える。
拍手が続き、ソディは合唱団を立たせ、合唱指揮者が登場。ステ
ージ全員が合唱団を讃える。
オケでは真っ先にトランペットを立たせる。次いでトロンボーン、
オーボエ、フルート、・・・・・・。スムーズなステージマナー!

拍手が鳴りやまない中、最後にソディが再々登場、多くの聴衆に
応えた。


全体的な印象としては、バーンスタインでもなければ、バルビロ
ーリでもない、ややアッサリ気味の演奏ではあったが、1時間35
分に集中、あっという間に過ぎた<ひと時>であった。


おって、新型コロナ禍の中にあって、合唱付き(マスクなし)の
演奏会を開催した関係者に敬意を表したい。






参考:私の愛聴盤(の一つ) M.T.トーマス/ロンドン交響楽団



13:03 あざみ野


13:33


13:36 大井町で京浜東北線へ


13:59


14:00 公園口


14:01 久しぶりに行ったら、公園口が改修されていた。


14:01


14:02


14:02


14:03


14:04


14:04


14:05


14:06 人出多し。


14:06


14:09


14:10


14:11


14:12 安井誠一郎像


14:13


14:17


14:17


14:20


14:21 トイレに行っておかなければ


14:21


14:22 ドリンクコーナーはやはりお休み。ワイン代の節約?


14:43


14:45


14:49 一瞬3階に行ってしまった。


14:51 改めて2階へ。


14:52 座席は2階R3-20



16:51 お開き


16:53


16:56


16:57


16:58


16:59


17:04 上野(京浜東北線)


17:30 大井町


17:30 溝の口行急行


18:11 あざみ野に戻る。

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○例によって、小室圭さんの受験結果で、マスコミが騒々しい。

一般人の受験結果など、応援するとかしないとか以前に、個人
のプライバシー問題である、のひと言でおしまいではないかし
らん(笑)。


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