人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

笑福亭松鶴讃

2009-09-25 05:07:16 | Weblog
笑福亭松鶴(しょかく)を、母方の祖母(--明治21年生まれ。「大阪のお祖母ち
ゃん」と呼んでいた。)に連れられ、昔のうめだ花月で聴いたのはもう40年以上
前、昭和40年代前半になるだろう。吉本新喜劇(*)と落語などの寄席がセットに
なっていたのではなかったかしらん。

(*)当時の吉本新喜劇では、平参平、白木みのる、花紀京、ルーキー新一、財津
   一郎、岡八朗、原哲男などが活躍していた。(懐かしい!)吉本新喜劇は今
   年50周年である。

「上方落語復興の立役者」、「豪放磊落(らいらく)、「酒豪」という言葉で語ら
れる松鶴は大好きだった。松鶴は大正7年生まれ、私の父と同い年だった。酔っ払
いの噺が得意だったが、本人はあまり強くないのに、時には無茶飲みしたりしてい
たようだ。(--私と似ているかな。)

松鶴は、米朝、春團治、文枝とともに上方四天王といわれた。4人の中では最年長
であった。いうまでもなく、仁鶴、鶴瓶の師匠である。


「昭和の名人 決定版」(小学館)では「猫の災難」、「三十石」、「天王寺詣
り」を楽しむことができる。松鶴には大阪弁がよく似合う。

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