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お久しぶりです。ネタバレあります。

映画館で笑うということ

2006-02-08 22:56:32 | 映画カンケイ
昨日は「映画館で泣く」というテーマでしたが、今日は、今までも何回か取り上げてきました「映画館で笑う」ということ。総集編です。

コメディ映画といえば、これまではハリウッド製が強かったのですが、最近は邦画でもいろんなタイプの笑える映画が出てきて楽しいですよね。

「THE 有頂天ホテル」はまさに笑わせる為の映画で、「ピーナッツ」はウッチャン演出のもとコメディアンのそれぞれの個性が活かされていて楽しかった。「スキージャンプ・ペア」は(いい意味で)くだらない大嘘を真面目につくという邦画には珍しい高度な笑いが展開しました。

この3本は特に映画館が大きな笑いに包まれました。初日2日目に行ったのが良かったかもしれないけど、心の底から映画を楽しむいいお客さんばかりで楽しかった。最近の若いお客は笑わないので、アメリカのお客さんぐらい陽気に楽しめとは言わんが、どうかしてるなと思ったところだったので余計に嬉しかった。

(どうでもいいことだし昔の話だけど、最悪だったのが、「オースティンパワーズ/ゴールドメンバー」のレイトショーだったな・・・。確かにどこで笑ったらいいのか分からない映画ながら、満員500人のお客が全くクスリともしないとは・・・。)

シネコンのお陰で段々お客さんが戻ってきているとはいえ、まだまだ映画館に行くのが特別な事だと思われているらしい。だから、妙に静かになって観てたり、逆に家でテレビを見てるみたいに観てたり、そのお客のために必要以上に神経質になってるお客がいたりするから、映画館で笑うのって結構難しいと思うのですがどうでしょうか。

タイミングを外すとかっこわるいし、ひときわ大きな笑い声で目立つと迷惑がられる。かといって笑いを我慢するというのもねえ。

一番いいのは、皆が一斉のタイミングでドッと笑う。コレ気持ちいい。ひとりでクスクス笑う時は関根さんがよくやってる声に出さない笑いを実践してます。ひょっとして関根さんってハリウッドコメディ大好きなので、劇場で目立たないように笑っているうちにああなったのかしら?

映画館で笑うって、ライヴで踊るのに似てると思う。と、今気付きました。
曲に合わせて踊るのは自由。周りも踊ってるとやりやすいけど、盛り上がってないと浮いてしまう。かといって、過剰なのも周りに迷惑なだけ。バラードに手拍子なんてもってのほか。

でもやっぱり、可笑しかったら大いに笑うのが一番。曲に合わせてノリノリになるのが一番なんですよ。笑ったもん勝ち。踊ったもん勝ち。


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