2006年上半期のよかった映画

2006年上半期の映画を10本選んでみました。
「あの映画を選んでないの？」と疑問に思ってる方、たぶんそれは観てないです。

[日本映画]
1.嫌われ松子の一生
　悲しい話を笑顔で語ることほど悲しいものことはない。
　映像も音の使い方も完璧。キャスティングが全員はまってるんだな。

2.かもめ食堂
　おにぎり食べたい。
　シナモンロール食べたい。
　フィンランド行きたい。

3.THE有頂天ホテル
　三谷さんは舞台が一番！この映画は舞台に近いというより、舞台そのもの。

4.タイヨウのうた
　ハッキリ言ってひいきですが、音楽の力を充分に感じる映画ということで異論ないでしょ？

5.間宮兄弟
　森田芳光はまだまだ若いよなあ。
　兄弟のキャスティングといい、都会の風景の切り取り方といい。


[外国映画]
1.クラッシュ
　僕ら日本人でも、多民族国家であるアメリカで他人と触れ合うことの苦しみや難しさが分かる映画になっていると思う。透明マントは今でも思い出してはジーンとします。

2.美しき運命の傷痕
　家族と愛情を巡る運命と偶然。
　言葉で言えば難しい事を巧く咀嚼して感情に訴えかける映画になっていた。
　これこそ地獄ですわ。逃れられませんわ。

3.僕の大事なコレクション
　奇妙な人々にニコニコしてたら、ほろ苦い現実が見えてくる。
　悲しい結末なのに何故か清々しい。リーヴ・シュライバーの次回作が楽しみ。

4.プロデューサーズ
　ホントに楽しかった。何度拍手しようかと思ったか。
　メル・ブルックスの元気なお姿を見られただけでも大満足。

5.プライドと偏見
　コスプレ劇は苦手だけど、これは最後まで楽しく観られました。
　若々しい。テンポがいい。姉妹の屈託のなさがいい。