趣味ですから！「時効警察」

トリビアの泉の構成作家や、「亀は意外と速く泳ぐ」の脚本・監督の三木聡が本格的に手掛ける連続ドラマ「時効警察」を見ました。ゆる～い。

こちらでは土曜の深夜１時に放送されているのですが、テレ朝では11時15分の金曜ナイトドラマ枠なんですよね。スタッフが違うのに同時間に放送していた「トリック」や「着信アリ」みたいな雰囲気になっているのは意識しているのか、どうしてもこういう推理ものはこういう感じになるのか？

どういうドラマかというと、オダギリジョー扮する無趣味な男、総武署内時効管理課・霧山が趣味で時効になった事件を捜査し容疑者に善意で自白してもらうというもの。事件に対する距離の取り方が面白い。普段の仕事はどうでもよくてこういうことには全力で協力する上司の岩松了とふせえりもいい味。

「亀」でもそうだったけど、三木ワールドには岩松とふせえりが欠かせないよね。つーか、役柄が変わってもキャラクターは全く一緒！


1回目のツボは・・・
（以下ネタバレにつき、これから放送の地域の方は気をつけて）


・「日曜日にメガネかけるなんてイギリス人じゃないんだから」
・「人はウソを付くと髪形が変わる」
・靴下で作った犬(？)
・片方履いていた靴を玄関に投げる

でした。


1回目は三木さんが担当していたけど、これから岩松了、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、園子温らの担当する回もあるんだよな。岩松さんは同じ世界を共有してそうで想像つくけど、ケラや園については全く分からん。

園子温といえば、今「奇妙なサーカス」っていう物凄いR-18指定の映画が上映されているけど、あれは観るべきなんでしょうかね。エロは構わないけどグロいのは程度にもよるからな・・・。