死闘！地獄のスパーリング

「もう一息、もう一息というところで

　くたばっては何事もものにならない。

　もう一息、それを乗り越えて、もう一息。

　もうダメだ！そこでもう一息。

　勝利は大変だ、だが、もう一息

　　　　　　　　　　　　　　　ナポレオン・ヒル」
　　　　　　　　　
人生には、悩める時、辛い時、調子の良い時、悪い時、いろいろありますが、一度、男が決めたことは、最後まであきらめず、コツコツ続けることが大事です。継続が力なりです。

今日は、パラエストラ愛媛で柔術とグラップリングの練習
仕事がバタバタしていて、２週間ほどブランクが開いてしまいました。
ちょっと稽古を休むと瞬発力は、そうでもありませんが、持久力は、練習を怠るとてきめんに影響が出ます。息の上がるのが早くなります。

しかし、準備体操が終わるやいなや、若人（わこうど）たちが「龍山さん！スパー、お願いします！」と歩み寄ってきます。

次々と２０代の刺客たちが、襲いかかってきます。

「今日は、久しぶりなので、ちょっと軽めに・・・。」と思っていたのですが、なぜか、今日は若者に大人気。

男はこんな時も「ゼイ！ゼイ！」いいながらも後ろを見せるわけにはいきません。

５人と５分７ラウンドのスパーリングを繰り返し、最後のとどめに歩み寄ってきたのが、今月の９月２７日（日）に神奈川県小田原市で開催される総合格闘技の全日本アマチュア修斗選手権に出場するアンディ。（本名ではありません。ニックネーム）

身長184ｃｍ、体重85kgですが、ベンチプレスで150kg挙げるそうです。
私も20代の頃は、体重110ｋｇで、ベンチ170kg挙げましたが、今はその面影はありません。

本人談ですが、東京に出稽古に行った時には、大晦日の総合格闘技イベントに出てくる「Ａ選手とも練習では、一回取られたけど、けっこういい勝負だった。Ｔ選手なら極めますよ。」と言ってました。

実際、組み合ったら、モノが違うのがわかります。
レスリングベースの選手ですが、絡みついて極めに来る力とスピードは、ハンパじゃありません。

私も大相撲の関取衆、プロレスラー、極真空手家、柔道家、総合格闘家たちとも闘ってきましたが、彼は、結構来てます。

まだ、20才ということで、末恐ろしい気がします。９月２７日の全日本修斗選手権でどういう結果を出すのか楽しみです。